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疾風のごとく仙台へ。

November 01

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仙台市郊外で依頼撮影を済まし、16時台の「はやて」に飛び乗って帰京。
自宅で機材を慌ただしく詰め替えた後、再び出発。
今度は徳島へ。

November 01

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昨夜はさすがに車を運転していく気が起きず、東京駅八重洲口・20時半発の「ドリーム高知1号」に乗車。
深く眠ることはできなかったけれど、身体的疲労はとくに感じず、とてもラクチン。
そして定刻の5時15分、まだ夜の気配が漂う徳島自動車道・土成BSに到着。
風はなく、空には星が瞬いていた。
ザックを背負い直し、本年度最後の「川の学校」キャンプ地へ。

November 02

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たき火を起こし、河原で日の出を眺めた。
多くの子どもたちは、まだ夢のなか。
昨夜は夜更かしで盛り上がっていたのかな。
いよいよ今回のキャンプが、本年度の最終回。
太陽に焦がされながら開催した第1回目のキャンプが、ついこの間の出来事のように感じるのに。

November 02

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朝食を食べた後、今回のメイン行事でもある「吉野川カヌーツーリング」のため、スタッフ&子どもたちと吉野川上流へ移動。
スタートは岩津橋の下流からで、キャンプ地の善入島まではおよそ8km。

水が少なく、ところどころカヌーの底をこすりながら下っていく。
なんでも今年は雨がまったく降らず、そのため例年にないほど川が浅くなっているという。

水の透明度は悪くなく、日差しも心地よく、寒さを警戒して着込んだ厚着のために汗ばむほどだった。
それでも流れに手を入れると、季節は確実に冬へ向かっていることを実感。

こんな水温では泳ぎたくないなぁ。
と、ぼくは思うのだが、子どもたちはワザとひっくり返っては、水面に顔だけだして笑っている。
さすが!
呆れるよりも感心してしまう。

November 02

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昨年に引き続き、今年も最終日に写真を展示した。
卒業式の直前で強い風が吹き始めたので、式の途中で写真を撤収してしまったのが心残りだけど、何人かの方々に見てもらえたのは良かったかな。

子どもたちが「川の学校」でどのような体験を行い、どんな表情で遊んでいるのか。
といったことを送り出した親御さんに見てもらいたかったんだ。
そして川の魅力だけでなく、子どもたちの逞しさや純粋な笑顔、スタッフの素晴らしさについても知ってもらえたら、こんなに嬉しいことはない。

November 03

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2008年の「川の学校」も、無事に終了。
スタッフのみなさん、本当にお疲れさまでした。
そして微妙な立場のぼくを温かく受け入れてくれて、本当に感謝しています。
改めてありがとうございます。

すっかり“川ガキ”になった子どもたちが誇らしく、同じ“場”を共有できたことを嬉しく思います。
今年参加した32人の子どもたちのなかから、近い将来スタッフになって戻ってきてくれる子が現れることを祈っています。

また、吉野川で、川で、会おうね。

November 03

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昨夜はキャンプの荷物片付けを手伝った後、若いスタッフたちの打ち上げに混ぜてもらった。
が、途中で寝てしまったみたい。

そして今朝、徳島空港発の始発便に乗って帰宅。
日常のはじまり。
楽しい時間ほど、あっという間に通り過ぎていく。

November 04

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今日は終日、家から出ることなく作業に没頭。
最終的に100枚ちょっとの写真をセレクトし、昨年に引き続いて今年も「川の学校・アルバム」を制作した。
改めてキャンプの写真を眺め直すと、子どもたちの成長ぶりを実感したりして、なんともいえない温かい気持ちになった。

これらの写真だけでは、子どもたちが体験したすべてのことを伝えきれないとは思うけれど、ほんの少しでもなにかを感じてくれたら嬉しいな。

大切な子どもたちを「川の学校」へ送り出したお父さん・お母さん・おじいさん・おばあさんに、このアルバムを贈ります。

November 05

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November 06

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November 07

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便利で快適な空間に身をおくと、どんどん駄目になっていくような気がしてきた。
やばいやばい。気をつけよう。

November 08

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急流を眺めているかのように、風景が流れていった。
いまにも雨粒が落ちてきそうな雲の下、小さな建物がどこまでも続いていた。
両岸にグランドが整備された川を渡り、平坦だった風景に変化が現れた。
車内は山の話題で盛り上がる女性グループの声が響いていた。
網棚には日帰りの荷物が詰まったザックが4つ。
いくつかのトンネルを抜けた。
窓の外に黄色く染まった銀杏、熟れた実で枝をしならせた柿の樹、風に揺れるススキが現れては消えていった。
少し眠り、豊橋着。

November 09

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November 10

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November 11

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庭の草をむしっていると、雨が降り出した。
せっかくやる気になったのに、気持ちが萎える冷たい雨だった。
お湯を沸かし、今日4杯目となるコーヒーをいれた。
パソコンを立ち上げ、ニュースをチェックし、ブログ等を読んで回った。
そんな淡々とした時間を過ごし、一日が終わった。

November 12

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November 13

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日課のジョギングを済ました後、月を眺めながら日本酒を飲んでます。

November 13

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最近、“旬”を意識しながら料理することが楽しい。
といっても、高級食材ではなく、近所の商店街で手に入る安価な食材を使ってだけれども。

でも、この“旬の食材”というのが、けっこう難しい。
小さな八百屋でも四季を通して同じ野菜が並べられているし、ちょっと見ただけでは、いつが旬なのかがわからない。
鮮魚もしかり。

旬のものを食べるということは、生産地のこと、野菜のこと、魚のことを知ることにもつながるし、何より美味しい。
あたり前のことだけれどね。

November 14

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友人知人たちが来宅。
旬の食材やデザート、ビールや酒を持ち寄っての宴。
せっかく持ってきてくれた食べ物を活かし切れなかったことも含め、家主として反省すること多々あり。
宴は日付を越えて、睡魔とともに終了。
足を運んでくれたみんなに感謝。

November 15

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泊まり組を見送った後、昨夜の片付けをしたり、納品する写真をCD-Rに焼いて発送したり、今日はノンビリもーど。
夜。雨があがったので、近所をジョギング。
ひんやりとした空気、街に充満する水の匂いが心地いい。

November 16

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色づいた葉が路上を舞い上がり、見上げるとハナミズキの紅い実が揺れていた。
風が遊んでいるように見えた。

November 17

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November 18

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日本海側の広い地域で、今季初めての降雪が観測されたとのこと。
天気図を見ると、西高東低の典型的な冬型の気圧配置。
おかげで東京は朝から青空が広がったけれど、気温はけっこう低かった。
我が家もそろそろストーブの登場かな。

November 19

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午後、日差しが眩しい沖縄本島に到着。

November 20

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朝、散歩のついでに泊大橋から海を眺めた。
視界は良好。
慶良間諸島だけでなく、チービチの先に渡名喜島もはっきり見ることができた。

November 21

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November 21

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泡瀬干潟へ足を運び、埋め立て工事の現場を眺めた。
仮設橋のうえを大型ダンプが通り、ブルトーザーの動く音がかすかに聞こえてくる以外、どこかのんびりとした場所だった。
先日出された那覇地裁の判決をぼくは支持し、拍手を送ります。

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琉球新報(2008年11月19日)より

希少生物が生息する沖縄市の中城湾港泡瀬沖合埋め立て(東部海浜開発)事業をめぐり、住民ら582人が県知事と沖縄市長を相手に支出済みの公金約20億円(2005年提訴時)の返還と将来の支出差し止めなどを求めた訴訟の判決で、那覇地裁(田中健治裁判長)は19日、県知事側に支出の差し止めを命じた。
判決は「沖縄市と沖縄県が行う事業については経済的合理性を欠く。経済的合理性を認めることはできない。以上から差し止め請求は理由がある」とした。
ただし、本件確定まで(19日まで)の支払い義務が生じるものは除くとした。
県知事側は、同事業が沖縄市に集客性の高い地区を形成し、新たな雇用の場を確保する目的があり、経済的合理性を有し、第一次的に執行は行政機関の裁量に委ねられていると主張。
自然環境の保全については沖合約200メートルに展開する出島方式で82%の干潟は残る計画で、新種にも十分に配慮した上で事業実施されているとし、事業の過程に違法性はないと請求棄却を求めていたが、判決は県知事側の主張を退けた。
原告側は泡瀬干潟について、約300種の貝類や環境省のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)種に指定される海藻、100種を超える渡り鳥などが確認される国際的に重要な場所と強調。
埋め立てにより、日本で中城湾にだけ分布するトカゲハゼなど多様な生物の生息域が縮小すると指摘し、泡瀬干潟を保全する必要性を主張してきた。
その上で、事業に伴う環境影響評価(環境アセスメント)について、不十分な調査や予測になっているとして「環境影響評価法に違反している」と主張、批判していた。

November 21

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朝の9時。
那覇市内でユウちゃんにピックアップしてもらい、沖縄本島の東海上に浮かぶ浜比嘉島へ向かった。

初めて参加させていただいたサバニキャンプから、ちょうど一年。
そして今日、再び「海想オリジナル」のオーナーである森さんをはじめ、スタッフの方々とサバニキャンプへ。

浜比嘉島を出発したサバニが向かう先は、一年前と同じ浮原島。
森さんは友人の方とゴムボートで並走し、今回サバニを操るのは先月糸満市で開催された「サバニ帆走レース」でもスキッパーを勤めたトンちゃん。
参加メンバーは、総勢10名。
最年少は小学3年生のシュウ。

帆に風を受け、サバニは順調に海原を進み、正午には目的地である浮原島へ到着。
汗ばむほどの日差しが心地よく、幸せな気分。
午後は各自、自由な時間。
夜のために流木を集め、魚をさばき、ハンモックに揺られ、のんびりとリラックス。

名護市内にあるやんばる島豚専門店「満味」のオーナーである満名さんが、今回も素晴らしい食材を持ってきてくれていて、美味すぎるローストポークにみんな大興奮。
そして更なる喜びの品が、我々の前に登場。
森さんの友人の方からいただいたそれは、なんと海中で一年熟成させたという泡盛とワイン。
海のなかに一年間置かれただけあって、ビンの表面には小さな貝などが付着し、さながら漂流物みたい。

期待はぐんぐん高まり、宴会へ。
イスズミはマース(塩)煮、沖縄の代表的な魚であるイラブチャーは刺身、シャコ貝も刺身にして食べ、紅芋を使った豚汁は紫色に。
焚火を囲み、いただいた泡盛を飲み、星を眺め、いつしか夢のなかへ。

午前4時、寒くて目覚めると、ぼくだけが焚火の前で寝転んでいたようで、火はすっかり消えていた。
道理で冷えるはずだ。
焚火のそばに転がっているのは、ほぼ空になった泡盛のボトル。
夜のことを思い出そうとしたけれど、まったく記憶になかった。
仕方なく、また眠りについた。

November 22

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キャンプ二日目。
ハンモックから起きだすと、すでにほとんどの方が目覚めていた。
完全な二日酔い。
焚火を囲み、香りのいいコーヒーをいただく。
朝食はホットサンド。

朝食後は海へ潜りにでかけ、シラヒゲウニを何個かゲット。
獲ったウニは半分に割った後に中身を洗い、サチさんが綺麗に黄色い部分(生殖腺)をすくいだしてくれた。
本当に感謝。
獲るのは簡単だけど、美味しく食べるにはそれなりの手間がかかるのだ。

午後からはサバニを海に浮かべ、近くの島へプチ航海。
帆に風を受けて舟足が早くなるたびに、歓声があがった。
広い空間が清々しい。

真っ赤に染まる海に太陽が沈むと、再び宴会。
ご飯のうえにウニをのせ、醤油をかけて食べてみる。
今夜もまた至福な時間を過ごし、星を眺めながら横になった。

November 23

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二泊三日のサバニキャンプも、今日が最終日。
空は朝からどんよりと曇り、午後には強い雨が降るという。
こんな天気だと、長居は無用。
朝食を食べた後、浮原島を出発。
なんとか風向きが変わる前に浜比嘉島へ帰港し、今回のサバニキャンプも無事終了。

みなさん、お世話になりました。
また遊びましょうね〜

November 24

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November 25



早朝の千葉市郊外。
冷たい風に身体を震わせ、色とりどりのスクラップを眺めた。
うず高く積まれ、山となったスクラップは、時折風に揺れ、音を立てた。

昨夜、今季初めてストーブに火を灯した。

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November 26

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昨日の晴天からうって変わり、今日は朝から雨。
午前中は風呂に浸かり、屋根を打つ雨音をぼんやりと聴いて過ごした。
世間様に申し訳ないような、肩身のせまい贅沢。
午後からはパソコンへ向かって仕事らしいことをしたけれど、今日はどちらかというとだらしなく一日が終わった。

November 27



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November 28



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November 28



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November 28

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本日発売されたCanonの一眼レフデジタルカメラ「5D Mark II」を早速購入した。
しばらく使ってみて、いい感じだと判断できたら、このカメラで水中ハウジングを制作する予定。

November 29

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友人家族と千葉県の亀山湖へ出掛けた。
朝からおだやかな天気で、まさに小春日和といった感じ。
汗ばむほどの陽気が嬉しくて、子どもたちもぼくもTシャツ姿。
紅葉もちょうど見事を迎え、驚くほどのベストタイミング。

場所によってはアオコが浮かび、けっして綺麗な水質とはいえない亀山湖。
それでも水面から顔をあげれば、真っ赤に染まった山肌が目に鮮やかで、思わず「いいなぁ」とつぶやいてしまう。
この時期の亀山湖は意外と穴場かも。


November 30



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November 30


October 2008-December 2008