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バイバイ、月美荘。
いままでほんとにありがとう。

February 01

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アクアラインを渡って、千葉県へ。
ものすごく冷えると思ったら、夕方から雪が舞い始めた。

天気が悪化する前になんとか撮影が終わり、ホッとひと安心。
それにしても寒い。

February 01

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新居で初めて迎える夜。
ということもあるけれど、雪景色に染まるトウキョウを思い描いたら眠れなかった。

日の出前にカメラ片手に出発。
ところがすでに雪の姿はなく、がっくし。
でも、朝を迎える街も悪くない。
活気ある築地市場で朝食をとり、朝へ向けて動き始めた街にカメラを向けることにした。

February 02



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February 02

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先日、「Haier」製の二槽式洗濯機を購入した。
現在発売されている洗濯機のなかで、この機種が最薄機種ということで購入に踏み切ったしだい。
奧行きが38cm。値段は最安値店舗だと15,000円ほど。
二槽式は全自動と違って、水を効率よく使用できるのも魅力。
それまで使っていた洗濯機は、野外で使用していたため軸がボロボロに錆びてしまっていたのだ。

で、本日初めて洗濯機を使用してみたところ、早速不具合が発生。
洗濯槽の排水をするためのダイヤルが動かないのだ。
無理に回すと、内部のパーツが壊れてしまう感じ。

うーん。すごく単純なパーツなのに。
これも100円ショップ並のチャイナクオリティーなんだろうか。

すぐに取説に記載してあるサービスへ電話。
対応は想像していた以上によく、明日には提携先であるサンヨーのサービス員が来てくれるとのこと。
どうなるかわからないけれど、ひとまず洗濯は中断。

February 03

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今夜もまたトウキョウに雪が舞った。

February 03

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Haier製品の修理提携をしているサンヨーのサービスマンが来宅。
早速、洗濯機のカバーを外し、故障箇所を見てくれた。
ぼくも作業を手伝い、故障箇所をチェック。
見るとものすごくアナログ的な仕組みで、不具合が起こる原因がぼくでも一発でわかるほどだった。
とりあえずダイヤルは回るようになり、洗濯が問題なくできるようにはなった。
でも、なんか不安なんだよなぁ。

February 04

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いまは日を重ねるごとに、日没までの時間がのびていくのが嬉しい。

February 05

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February 06

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February 07

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近くへ来たので一週間ぶりに月美荘へ立ち寄った。

お、やってるやってる。
階段を上がった2階正面の壁と天井が取り外されている。
土壁などがむき出しになった光景が、なんだか懐かしい。

ぼくのリノベーションは先月末に終わったけれど、
今度はこちらで、ぼくの友人がスタート。
壁を取り除いたことで、広々と外光に明るく照らされた2階が素晴らしい。

February 08

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南からあたたかな風が吹き込み、都内は汗ばむほどの陽気になった。
草木の芽吹きみたいに、ぼくの縮こまった身体も伸びていく感じがする。

今日から自転車持参でお出かけ。
明日からしばらく木屑まみれの日々を過ごすのだ。

February 09

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珍しい景色に寄り道しながら、自宅から1時間掛からずに羽田空港へ到着。

February 09

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建物を出ると、外はまだほんのちょっと薄暗かった。
時刻は7時半。
見慣れた光景となった泊大橋を眺めながら、菓子パンをかじる。

February 10

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那覇から名護へと移動。
名護の市営球場では日本ハムがキャンプ中。
ぼくは海想の名護工房で行われているサバニ磨きキャンプに合流。
数ヶ月ぶりに再開する仲間との楽しい時間が始まった。

February 10

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キャンプ2日目。
太陽の日差しのおかげで、Tシャツ&短パンでも汗ばむほどの陽気。

サバニの表面をひたすらサンダーやグラインダーで削っていくのだが、ぼくの腕はまるでティディベアのよう。

February 11

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作業が終わると市内のファーマーズマーケットで買ってきた総菜をつまみながら、仲間の家でゆんたくタイム。
この時間が楽しくて、沖縄へ足を運ぶのかもなあー。

February 11

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木目が際だち、素晴らしい姿へと変化していくサバニに見とれながら、今日も一日作業に没頭。

February 12

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サバニ磨きはひと休みし、今日から1泊2日で無人島キャンプ。
あいにくの空模様だけれど、久しぶりのサバニ航海で気分は上々。
人数が多いので、2艘のサバニでキャンプ地へ漕ぎ出した。

February 13

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ぼく自身は3度目の訪問になる無人島に上陸。
サバニからキャンプ道具を降ろし、各自寝床の準備。
北風を防いだだけのオープンなスタイルだけど、ここが今夜のぼくの城。

February 13

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日が暮れ、焚き火を囲んだ。
波音に負けないぐらいの笑い声が、浜辺に響く。
火のあたたかさが心地よく、焚き火の脇でそのまま朝を迎えた。

February 13

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早朝。小さい島内を探検。
砂浜に残る足跡を追ってみると…。
赤い目をした白い生きものを発見。

February 14

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朝起きると、あちこちで新年の挨拶が交わされていた。
今日は旧暦の元旦。
沖縄でも海に関係する人たちにとっては、今日が本当のお正月。

朝食は元旦らしく、とても豪華。
伊東画伯が差し入れてくれた伊勢エビが、浜辺の食卓に彩りと幸せを与えてくれた。

あけましておめでとー。

February 14

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大きく天候が崩れることなく、サバニキャンプが終了。
サバニ&無人島キャンプはやっぱり面白い。また行こうねー。

February 14

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朝イチで、名護・許田にある「道の駅」へ向かった。
お目当ては奄美大島で作られている「高倉みそ」。
昨夏のサバニ旅でこの味噌と出会い、あまりの美味しさにやみつきになってしまったのだ。
検索すると各ショップのネット通販でも買えるけれど、道の駅で取り扱っていると聞き、買って帰ることに。

レジでの精算時、おばちゃんがタンカンを2個サービスしてくれた。
なんでも、この日2人目のお客だからという。

買い物後は海想工房へ出かけ、サバニ磨き作業の続きに取りかかった。
この日の参加は、ぼくひとり。
座席となる板を切り出し、磨いていく。
昼飯はいただいたタンカンで済ました。
驚くほど甘く美味しい果実が、疲れた身体に嬉しかった。

February 15

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昨夜、名護から那覇へ移動。

沖縄最終日の午前中は、糸満へ。
ファーマーズマーケットなどの施設がある「道の駅」に寄り道し、最後の買い物を楽しんだ。

February 16

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糸満「道の駅」に隣接する『糸満海人工房・資料館』へ足を運び、上原謙さんに港を案内していただいた。
写真のサバニは上原さんのお父さんである新太郎氏が考案した“南洋はぎ・サバニ”。
くり舟がルーツとされるサバニは通常船底部分にぶ厚い板が使われているに対し、南洋はぎのサバニは舷側と同じ厚さの板ですべて造られているのが特徴。
そのため舟の構造も若干違いがあり、興味深く拝見させていただいた。

漁港は旧暦の正月とあって、漁船に色とりどりの大漁旗が飾られ、とても華やかな雰囲気。

February 16

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February 16

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夕方、羽田空港に帰着。
建物から一歩踏み出しただけで、その寒さに気持ちが折れた。
ううー、さぶい。
出発時は暖かい日だったので、防寒具は薄いウィンドブレーカーのみ。
ポケットで手を温めながら帰路についた。

February 16

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大塚にある居酒屋で「キンキの煮付け」をいただいた。
脂がのったキンキは驚くほど旨く、出汁は白飯にかけていただき、大満足の味。
ご馳走様でした!

February 17

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沖縄滞在中に体調を崩し、なかなか復活できないでいた。
でも、なんとか治ったみたい。
昨夜の美味しい料理が効いたかも。やっぱり健康が一番だね。

February 18

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青色申告書類を提出し、確定申告終了。
午後は祖父祖母が眠るお墓を久しぶりに訪ね、近況を報告。

February 19

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今夜より「やどかりBar」がオープン。
伊東画伯のサイトからヤドカリの画を拝借し、小さなポップも作成。

夜。NYへ転勤する友人の新聞記者が、同僚を誘って遊びにきてくれた。
2人は記念すべき最初のお客さん。

島ラッキョウやローストビーフ、牡蠣の柚風味焼きなど。
用意した料理もきれいに平らげていただき、日付を超えて楽しい時間が続いた。
NYへ行っても、元気で!

February 19

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工場の向こうに今日もまた太陽が沈んでいった。

February 20

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今日は昼間から「やどかりBar」をオープン。
ルポライターの高橋ユリカさんと渋谷区議の東敦子さん、そして鮎釣り師の阿部さんがご来店。
阿部さんはアメ横で買ったタラバガニ、東さんは美味しいワイン、ユリカさんはチーズ&パンなど、それぞれが美味しい食材&お酒を持ってきてくれたので、店主としては大助かり。
難しい話から身の回りの近況まで、アッチコッチへと興味深い話で盛り上がった。
いろいろご馳走さまでした〜

ついでのお知らせ。
昨夜、twitterのアカウントを収得しました。
アドレスは「http://twitter.com/tripreporting」。
使い道はこれから追々考えます。

February 21

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今夜は食べきれなかったカニを使って、炊き込みご飯をつくってみた。
昆布でだしをとった汁に日本酒と塩をわずかに入れ、ほぐしたカニの身を投入。
あとはご飯が炊きあがるのを待つだけ。

味は美味しゅうございました。

February 22

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今度の家は、まんまるの月を毎晩眺められるのだ。
ハンモックに揺られ、目を細めて天井を眺めていると、まるで砂浜で寝ている気分がしないでもない。
と思うことにしている。

February 23

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February 24

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皇居の隣、丸紅の敷地内に植えられた河津桜が、今年も満開の花を咲かしていた。

February 24

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梅の華やかさに目を奪われた後、ひと足早く桜を愛でる機会があり、夜はジンチョウゲの香りと出会った。
花との出会いは、人との出会いに似ているな。

February 24

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終電近くの電車に揺られ、帰宅した。
クシャミが止まらず、鼻水の蛇口が開きっぱなし。
花粉症だと自覚して、今年で3年目。

ニュースで今日の暖かさは春一番だったと知った。
春が来るのは嬉しいけれど、すごい複雑な気分だ。

February 25

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低気圧が近づいている影響で、生暖かい南風が吹いている。
今日は終日、自宅にいる予定。
さきほどヤフオクで空気清浄機を落札購入した。
花粉症に悩む友人が空気清浄機の効果を力説していたのを思い出したのだ。
以前の家は隙間だらけの建物だったけれど、今度の家は効果が期待できるかな。

February 26

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昨年、南西諸島を旅した際に、ひとりのオジイと仲良くなった。
ちゃぶ台を囲みながらお酒をいただいていると、話題は若いころに関わっていた“密貿易”の話へと移っていった。
言葉の響きから怪しげな取引を連想するけれど、オジイが主に運んでいたのは粉ミルクやインスタントコーヒーなどの生活食料品。

“密貿易”の話を始めると、オジイは急に活き活きとした表情になった。
青春まっただ中ということもあるけれど、刺激と興奮の毎日だったらしい。
あるときは舟がひっくり返り、積荷がすべてパーになってしまったみたいだけど、そのことさえじつに楽しそうに、笑顔で思い出を振り返っていた。

ぼくは聞き手に徹し、久しぶりに会った孫のようにオジイに話の続きをせがんだ。

戦後しばらく沖縄本島を舞台にして繰り広げられた“密貿易”は、生活の糧であり、生きていくうえでなくてはならないものだった。
文春文庫『ナツコ~沖縄密貿の女王(奥野修司著)』を読了し、またオジイに会いたくなったなぁ。

February 26

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昨夜遅く自宅を出発し、東北自動車道の矢板北PAで就寝。
黒磯ICで高速を降り、那須周辺で所用を済ました。
まわりの山々は杉の花粉で橙色に染まりはじめていて、戦々恐々。
それでも構わず外を出歩くと、クシャミが止まらずに涙目状態。
外遊びが大好きなのに、なんてこった。

February 27

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黒磯から那珂川の流れに沿って、車を走らせた。
途中、大田原市にある「栃木県なかがわ水遊園」へ立ち寄り、有料展示施設を見学させてもらった。
園内は栃木県に生息する淡水魚を中心に展示されていて、なかなか興味深い。
その他には国内の稀少淡水魚やアマゾン等からやってきた魚も展示。
規模は小さいけれど、意外と楽しめた。

夜は那珂川の河原でキャンプしようか悩んだものの、花粉攻撃に恐れをなして帰路へついた。

February 27

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正午。冷たい雨があがり、空が明るくなった。
いまは青空が広がり、太陽がビルの向こうへ消えようとしている。

遠い地で再び自然の脅威に晒されている方がいると思うといたたまれない。
ひとりでも多くの方が救助されること。
いまはただ、そのことを祈ることしかできないのがもどかしい。

February 28


January 2010-March 2010