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May 01

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午前中にD社へ写真納品し、午後は成田の「プルーフ」へ。
身体が疲れていたこともあり、京成に乗ってプチ旅行気分。
連休の合間だからか車内はガラガラで、40過ぎのカップルが派手にイチャついていた。
よくやるよ、と思いたくなるような派手なキスを何度も交わし、春なんだと思い知りました。

May 02

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May 03

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たっぷり寝て起きたら、だいぶ身体が軽くなった。
牛乳を買うため近所のスーパーへ出かけ、にぎやかな商店街を歩いた。
机の上に散らばった領収書を少しづつ片付け、何通かの請求書を作成した。
ラジオをつけ、音楽を聞いた。
気が付いたら、もう夕方。
さて、夜になったら何をしようか。

May 04

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May 05

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本を読みながら雨音を聞いた。
風来坊は不治の病だという。
春雨に濡れる緑の匂いのなかにいると、数日前に旅から帰ってきたというのに「ここではないどこか」へ出かけたくなる。
それは衝動といってもいいぐらいで、つまるところ風来坊は、ずうっと風来坊なのだという。
ピューリッツア賞受賞作品となった「怒りの葡萄」、ジェームズ・ディーン主演の映画「エデンの東」原作者として知られるジョン・スタインベック氏。
彼がチャーリーという名の愛犬と旅したアメリカ旅行記が、ポプラ社より新訳で発刊された。
日本語訳が絶版となっていたので、盛岡の書店でこの本を見かけたときは本当に嬉しかった。
「チャーリーとの旅」は時代に色褪せない名著だと思う。

May 06

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ひと雨ごとに勢いを増していく庭の草をむしり、路地に大きくはみだした金木犀の剪定をしていると、足元で動くものをみつけた。
よくみると体長4cmほどのヤモリの子どもだった。
出会えて嬉しいの一言。
しばらく手の上で観察した後、庭の片隅へ放したけれど、愛おしいなぁ。

May 07

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今日一日で何回ため息をついたことだろう。
壊れたキャビンを修理してもらうため、日帰りで山梨県甲斐市にある「ミスティック」へ出かけた。
この店は日本で唯一のピックアップキャビン専門店で、ぼくのキャビンもここで購入したもの。
事故後初めてキャビンを荷台から降ろしたところ、双方とも思っていた以上に損傷が大きいことがわかり、声にならないため息がアチコチからもれた。
家を出るときはもう少し楽天的に思っていて、帰りに温泉へ浸かっていこうかと手ぬぐい持参でやって来たけれど、とてもそんな気分になれずに用事を済ませた後は真っ直ぐに帰宅。
あーあ。

May 08

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カラスが鳴き、空が白み始めた午前4時。
眠る努力はしたものの、結局一睡もできずに夜明けを迎えた。

May 09

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眠れずに朝を迎えた5時ちょうど、ライターのM君が約束時間ぴったりに迎えに来てくれた。
B誌の取材で、目指すは長野県豊丘村にある穀物菜食と自然体験を謳う民宿「なかや」へ。
中央道を走ること約3時間半。
この仕事を引き受けて良かった。
と思える家族との出会いに、疲れた身体を忘れるほど、はしゃいでしまった。
同時に、子どもの教育や、「子ども」と「学び」について考える良い機会にもなった。
到着して早々、4才になる湧くんが自分でタキギを集め、マッチをこすって焚火を起こし、自分で摘んだという葉っぱをお茶にするために炒りはじめたのは、さすがに驚いたけど。
彼の行動は“やらせ”や“誰かに命令されたもの”ではなく、自分自身が考えてたまたま行ったものだということに感心もした。
子どもが火を扱うことに神経質な社会にあって、大人でも焚火ができない人が増えてきているという。
実際、ライターを渡されても焚火のカタチをつくれない大人は珍しくない。

まだ子どもだから、なるべく危険を及ぼすことから遠ざけておこう。
という保護者の気持ちはよくわかるけど、「危険」ですべて片付けてはいないだろうか。
生きる力って、いったいなんだろうね。
力を能力や技能という言葉に置き換えてもいいけれど。

May 09

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取材が終わり、東京へと帰る道中。
助手席に座るMくんと話をし、高速道路への入口インターをひとつ先にのばして伊那名物となったソースかつ丼を食べていくことにした。
菜食民宿の取材後にカツ丼を食べることに抵抗がなかったわけではないけれど、これも仕事につながる行為だと割り切ることにした。
駒ヶ根駅に到着し、駅前の観光案内所でMくんに情報を仕入れてもらい、町内に何軒もあるソースかつ丼店のなかで有名店のひとつにあげられている「明治亭」で食べることにした。
店内に入り、ぼくらが頼んだのは黒豚ロースかつ丼。
値段はメモしていなかったので覚えていないけど、1,600円だったかも。
グルメじゃないから細かいことは書けないけれど、味は美味しかった。
でもトンカツに1,600円も払って、まずいところは問題だわな。

May 09

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午前中、ダットサントラックを近所の日産ディーラーへ持ち込み、修理を依頼した。
担当してくれたスタッフの方と雑談程度の会話を交わし、被害が軽微ではないことを思い知った。
午後、銀座にあるラボへ出かけ、昨日撮影したポジフィルムの現像を依頼した。
現像があがるまでのあいだ、久しぶりのポジフィルムということあって良い緊張感を味わった。
夜、気まぐれの春の嵐が吹き荒れるなか、お酒を飲んだ。
疲れた身体を椅子に預け、風の鳴る音をじっと聞くのも悪くないなと思った。

May 10

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May 11

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あたたかな一日。
仕事の手を休め、近所へ散歩に出かけた。
迷路のような路地(と言ってもだいぶ覚えてしまったが…)を右に左へと歩いては、古い家を見て回り、商店街の八百屋を覗き、魚屋の店先に並べられた魚をチェックし、不動産の貼り紙に顔を近づけた。
これだけでなんとなく気持ちが充実し、満ち足りた気分になるのだ。
小一時間ほどの安上がりな気晴らし。

May 12

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May 13

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May 13

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飛行船が浮かぶ空の下、都内を移動し、いくつかの用事を片付けた。
その後、近所の病院でMRIを使った頸椎の検査を行い、結果は来週。

かたや、本日。
国会では、イラクに滞在する米軍を中心とした多国籍軍への自衛隊物資輸送を2年間延長するための「イラク復興支援特別措置法」の改正案が、衆院特別委員会にて賛成多数で可決。
そしてさらに、こちらも自公の賛成多数によって「日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案」という名の国民投票法が可決し、成立した。

なにが「美しい国へ」だと、思う。

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2007年5月14日 読売新聞
投票法名称に「国民投票」の文言なし、憲法改正に対象限定
14日成立した国民投票法の正式名称は、「日本国憲法の改正手続に関する法律」となっている。
これに対し、民主党が提出した対案の正式名称は、「日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案」。
成立した与党案の名称には「国民投票」の文言はない。民主党案が憲法改正に限らず、国政の重要問題を含む一般的な国民投票制度の導入を目指していたのに対し、与党は「議会制民主主義を逸脱する」とこれに反対し、対象を憲法改正に限定したためだ。

May 14

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郵便局へ出かけ、外に出ると土砂降り。
間に合うと思っていたけれど、遅かったみたい。
商店街のアーケードまで急いで走り、しばらく買物しながら雨宿り。
轟く雷鳴、光る空。

May 15

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雷雨が去り、透き通るような綺麗な夕景が広がった。
空はこんなにも清々しいのに、度重なる殺伐とした出来事にため息をつく。

May 15

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本郷で用事を済ませた後、上野動物園へ遊びに出かけた。
正面ゲートから入り、入口近くのパンダ舍から丁寧に園内の隅々まで観ていった。
数年ぶりに上野動物園へ足を運んだとあって、新しく造り直された展示舍が数多くあり、飽きることなく堪能できた。
11時に入園し、動物たちを閉園間際まで堪能。
細かいことを言えば、ひとつひとつの展示に思うところはあるけれど、現場にいる方たちの試行錯誤が伝わってきたので、よしとしよう。
なーんてね。
個人的には「ツキノワグマ」「カナダヤマアラシ」「ナマケモノ」の展示が面白かった。
これらはどれも行動展示といわれる展示方法じゃないかな。
お薦めなので、機会があればぜひ観てください。
でもやっぱり、ぼくがこれまで観てきた動物展示のナンバーワンは、旭山動物園の「オラウータン舍」だな。
最初に観たときの感動をいまでも覚えているくらい。
がんばれ、上野動物園!
楽しい一日をありがとうね。


May 16

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未明から降りだした雨は降っては止みを繰り返し、夕方には水の匂いだけを残して東の空へ消えてしまった。
雲の隙間から青空が見えるときがあれば、雷とともに屋根を叩く雨もあった。
朝、ほんの少し開いた窓から顔を出すと、外は低くたれこんだ雲に覆われていた。
目が覚めたのはいつもより早い四時半だった。
壊れた樋から雨水が流れ落ち、トタンが太鼓のようにリズミカルな音をたてていた。
頭から布団をかぶり、再び眠りが来るのを待ってみたけれど駄目だった。
布団をはねのけ、寝るのをあきらめるしかなかった。
お湯を沸かし、パソコンの電源を入れ、コーヒーを飲みながらネットに流れるニュースを眺めた。

心に闇を持たない人間なんているのだろうか。
ぼくにもぼく自身の闇があり、これまでそれなりに折り合いをつけ、たいしたことではないと自分を納得させてきた。
忘れたふりをすることもあるし、気分しだいでは向き合うこともある。
闇の深さは人それぞれ違うだろうけど、闇があることを嘆いてみても何も始まらない。
わからないことを隠すかのように便利な言葉が安易に囁かれ、問題が片付けられてはいないだろうか。
それぞれ個別の事情があるはずなのに「心の闇」とひとくくりにすることにどんな意味があるのだろう。
わからなければ、正直にわからないと書けばいいのにと思う。
本人でさえ、自分自身の心をすべて理解しているとは限らないのだから。

May 17

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夕方、映画を観るために渋谷へ出かけた。
相変わらずの騒々しさと人の多さに辟易しつつも、祭りの雰囲気にも似た華やかな通りを歩くのは刺激的だった。
時間に余裕があったのでセンター街から周辺の路地をうろついた後、映画「パラダイス・ナウ」を上映するアップリンクへ向かった。

May 18

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May 19

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May 19

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朝7時。
上野駅発の特急「ひたち」に乗って、福島県いわき市にある「アクアマリンふくしま」へ出かけた。
ぼくがここで川ガキ写真展をしたのは、一昨年の夏のこと。
あれからまだ2年も経っていないのに、新たな体験展示空間がオープンしたと聞き、到着するまで期待で胸が膨らみっぱなしだった。

May 20

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9時過ぎに水族館着。
さっそく先月オープンしたばかりの「蛇の目ビーチ」と名付けられた体験展示空間へ向かった。
すごいの一言。

May 20

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「アクアマリンふくしま」での撮影を無事に終え、同行の編集者KさんとライターのSさん、そしてモデルとなってくれたO親子ともに、小名浜にある寿司屋で夕食をとった。
写真は、メヒカリの握り。
これまで油であげたメヒカリしか食べたことがなかったので、新鮮な味。
いがいといける。
ぼくの好きなタイプな握りだったので大満足。

May 20

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上野駅で特急を降り、在来線へ。
最寄り駅から自宅へ向かう途中、近所の踏切で人身事故があったことを知った。
帰宅し、ネットでニュースをチェックしたものの、該当する報道を見つけることはできなかった。
気になりつつも、布団へ倒れ、朝まで眠った。

May 20

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May 21

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May 22

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May 23

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快速と普通列車を乗り継ぎ、甲府へ日帰り。
追突事故から一カ月以上が経って、今日やっと大きな峠をひとつ越えた感じ。

May 24

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May 25

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まったくもって、理解不能な判決。
東京地裁に勤務する本件の裁判官は、本当にこれらサービス(ハードとソフトの両面)を理解しているのだろうか。
呆れてしまう。
この判決が認められるなら、すべてのレンタルサーバーサービスだって違法になるじゃないか。
また、JASRACによる著作権請求の乱用はこのところ目に余り過ぎ。
ぼくも写真撮影を生業としている身分なので著作権の大切さは感じているが、JASRACのやり方は感心しない。
JASRACは著作権の管理を委託された団体に過ぎないはずなのに、自身の利益を考えるあまり、本来の権利者を忘れてはいないだろうか。
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毎日新聞 5月25日より
音楽保存サービス・ストレージ利用は著作権侵害 東京地裁

インターネット上にデータを保存する「ストレージ」を利用し、ユーザーが自分のCDなどの音楽データを保存、いつでも携帯電話にダウンロードして聴けるサービスの提供が著作権侵害に当たるかどうかが争われた訴訟の判決で、東京地裁(高部真規子裁判長)は25日、著作権侵害に当たるとの判断を示した。
問題のサービスは、情報通信会社「イメージシティ」(東京都台東区)が05年11月から始めた「MYUTA」。ユーザーは音楽データをパソコンから同社のサーバーに保存し、携帯電話へのダウンロードはユーザー本人しかできない。
このサービスに対し、日本音楽著作権協会(JASRAC)は著作権侵害だと指摘。同社はサービスを中止したうえで、同協会を相手に著作権侵害に当たらないことの確認を求めて提訴していた。
 訴訟で同社は「実質的にデータ複製や送信をするのはユーザー自身。不特定多数への送信はしておらず、著作権は侵害しない」と主張したが、判決は「システムの中枢になるサーバーは同社が所有、管理しており、同社にとってユーザーは不特定の者。複製と公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社だ」と判断。協会の許諾を受けない限り、著作権を侵害すると認定した。

May 25

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なんとなく眠れずに今日もまた4時に起床。
日付を越えて降り続いた雨もあがり、窓ガラス越しに眺める空は紺碧からうっすらと淡い色へと移ろいはじめ、気持ちのいい青空へと変化していった。
すべての部屋の窓を開き、布団を干し、洗濯機と向き合っているうちに、午前中があっという間に過ぎていった。
午後は「プルーフ」に製作依頼している水中ハウジングの最終打ち合わせのため、京成に乗って成田へ。
汗ばむほどの陽気に夏を感じた。

May 26

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晴れたり曇ったり、雨が降ってきたり、また晴れ間がのぞいたり。
まるでここ数日のぼく自身のような天気みたいだ。

May 27

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夕方、仕事が一区切りついたので、自転車に乗って近所を流れる荒川へ出かけた。
路地を抜け、いつもの場所へ辿りつくと、ヒバリのさえずりが空に響いていた。
レンゲに覆われた堤防に寝転ぶと、見えるのは広々とした青空だけになった。
日没までのんびりとし、帰宅。

清々しい青空を眺め、その勢いで内蒙古の広い空の下で撮影した写真をギャラリーにアップした。
ぜひご笑覧を。

May 28

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低空を飛ぶヘリコプターの騒音で、今朝は目覚めた。
窓から空を見上げると、頭上で数機のヘリコプターが円を描くように旋回しているのが見えた。
脱ぎ捨てたジーンズを履き、空からカメラマンが狙っている場所へ見当をつけて向かった。

ヘリコプターの数からして列車の事故かと思ったが、近所の線路に異常はなく、いつもと同じ日常そのままだった。
次に向かったのは環七で、ここがニュースの現場だった。
消防と警察の車両は20台を軽く越え、騒ぎの中心に停まっていたのは後部が凹んだ路線バスとフロントガラスが割れたトラックだった。

双方の被害を見ると、そんなに大きな事故ではないことがわかった。
この時間の環七はいつも大渋滞のうえ、停留所前での事故ということもあり、追突車両の速度も低かったのではと、素人なりに思えた。
実際、バスに乗車して被害に遭われた方も、加害者である運転手も、怪我の程度は軽いという。
各社がヘリコプターを手配し、現場にENGカメラ班と中継車を用意するだけのニュースとは思えなかったが、いろんな事情があるのだろう。
単純に被害の大きさで考えれば、ぼくの追突事故もそう変わらないように見えるけど、「通勤通学の路線バス」が追突事故を受けたということでニュースになると誰かが判断したのだろうな。
それか、悪しき横並びか。

帰宅後しばらくしてから各社のニュースに目を通してみた。
事故の規模から各社同じような内容だったけれども、例えば下記のフジテレビのニュースにもある「8歳の女の子」の記述にどのような意味があるのだろうか。
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東京・北区の環状7号線で29日朝、路線バスにトラックが追突し、乗客8人が軽傷を負った。
29日午前7時40分ごろ、北区十条仲原の環状7号線で、停留所に止まっていた関東バスの路線バスに、4トントラックが追突した。
バスには、通勤・通学の乗客11人が乗っていて、8歳の女の子を含む乗客8人が、首の痛みを訴えるなど、軽傷を負った。
警視庁は、トラックの運転手が前方をよく見ず、車線を変更した業務上過失傷害の疑いがあるとみて、事情を聴いている。
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NHKを含む数社も「8歳の小学生も被害にあった」と伝えていたけれど、これは“子どもも被害にあったのです”ということを伝えたいがためなのだろうか。
事実であることは間違いないけれども、違和感を感じた。

野次馬として現場にいた者として、事故の影響で普段にも増して渋滞がひどくなった片側2車線の環七において、某テレビ局の中継車が堂々と片側一車線をつぶして停車していたのはいただけなかった。
コメントを取るために被害者を探していたその某テレビ局の記者に声を掛けられた際、停車場所について話したところ「いま駐車場を探していまして…」という答えが返ってきた。
嘘ばっかり。
しばらくして中継車からはアンテナが伸び、運転手やスタッフはじめ、その場でテキパキと自分の仕事をこなしていたくせに。

なーんて、人の振り見て我が振り直せ。

May 29

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預けていた車が修理見積工場から戻ってきたと連絡を受け、近所の日産ディーラーへ出かけた。
事故当時と全く変わらない姿の愛車と、2週間ぶりに再会。
ディーラーの駐車場をお借りし、自分でカーナビやカーステレオ等のパーツを外し、車に積んでいたものを引き上げた。
2年前に購入してからの総走行距離は、およそ45000km。
北海道へ2回、関門海峡を渡ったのが4回。
四国へも4回上陸した。
旅に出る、という言葉がよく似合う車だった。
便利さで比べたら他にもっと快適なキャンピングカーはあるけれど、勝手な思い込みでぼくはこれが一番だと思っていた。
スタインベックが愛犬チャーリーとともにアメリカを旅した際に乗っていたキャンピングカーも、同じ緑色のピックアップトラックだった。
このことを後で知って、喜んだりもしたっけ。

これまでの働きに感謝し、「お疲れさん」と声を掛けながら廃車手続きの為にナンバーを外した。

May 30

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May 31


April 2007-June 2007