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釧路から車を飛ばし、弟子屈へ向かった。
夕方のやわらかい光のなか、源流域を一緒にカヌーで下った「ノースイーストカヌーセンター」の平塚夫妻を撮影した。

July 01

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早朝、小雨降る釧路を発ち、洞爺湖へ向かった。
帯広を抜け、日勝峠を超える。
峠を下るにしたがって、それまでの天気が一変し、青空が広がりはじめた。

July 02

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洞爺湖へと向かう途中、日高から南へ進路を変え、沙流川に沿って車を走らせた。
白い飛沫をあげていた川は、しだいに緩慢な流れとなり、広いダム湖へと姿がかわった。

10年ぶりに眺める二風谷ダム湖は、予想以上に土砂が溜まっているように見えた。
かつてここを流れていた清流の面影は、どこにもなかった。

二風谷ダムは、苫小牧東部に開発が予定されていた工業基地で使用する水を得るために1971年に計画された。
ダムに与えられた目的は「工業用水確保」であり、それ以外にはなかったはずだった。
そして、この工業基地構想は計画当初の用地を確保することもなく中止となり、ダム建設の目的は消失したかに思われた。

ダム計画地の二風谷は、アイヌの人たちが聖地と呼ぶ土地で、古来からずっとそこに暮らしてきた人々の土地だった。
しかし計画は見直されることなく、事業は進められた。
長良川河口堰と同じく、当初の計画目的が消失しても、目的は次から次へと生み出されていったのだった。

予定地の土地は強制的に国に奪われていった。
そのやり方に異議を訴え、北海道収用委員会に対して強制収用の裁決の取消を求めた行政訴訟が起こされた。

1997年3月。ダムの完成翌年に言い渡された裁判の判決は、ある意味で画期的なものだった。
それは「二風谷の土地はアイヌの聖地」として認められたものだけでなく、被告側の強制収用の違法性をも指摘したものだったのだ。
しかし判決は「既に本件ダム本体が完成し、湛水している現状においては、本件収用裁決を取り消すことにより公の利益に著しい障害を生じる」との理由で、ダムの撤去まで含む判決には至らなかった。
原告側の実質的勝訴とはいえ「すでに完成しているから」と、ダムは当初の目的を失った今も沙流川をせき止め続けている。

いったい何のためのダムだったのか。
北海道開発局は「自然にやさしい魚道のあるダム」というパンフレットを配布する前に、もっとやるべき、反省するべきことがあるのではないだろうか。
言葉の意味をはき違えているのではないか。
コンクリートで作られた急峻な魚道は、果たして「自然にやさしい」と言えるのか。

July 02

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北海道での登山用品販売の老舗「秀岳荘」が、洞爺湖で毎年行っているカヌーキャンプに参加。
今年で創業50周年、カヌーキャンプは20周年を迎えるという。

参加者は4チームに分かれ、カナディアンカヌーを使った綱引きやリレーなどに参加し、楽しそうな歓声をあげていた。
子ども連れが目立つアットホームな雰囲気が漂うキャンプイベントだった。

イベント最後は、一位から最後尾まで300人近くが争う参加者全員による「ジャンケン大会」。
商品はゴムカヌーから飴玉まで多岐に渡り、みんな自分が一番になると思っているのが可笑しい。

で、なんとぼくは上位14番目ぐらいの位置に!
いつもは負けてばかりなので、勝ち上がったことが何よりも嬉しかった。

July 03

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洞爺湖で野田さんと別れ、千歳空港から帰京。
久しぶりの我家は、雨で畳が濡れていた。

July 03

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July 04

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July 05

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川上健一著「雨鱒の川」(集英社文庫)を読んだ。
この小説は間違いなく『川ガキ小説』だろう。

川の描写はもちろんのこと、水中の魚のことやそのまわりに広がる自然の描写も特筆に値するけれど、何よりも魚を捕る少年の心の動きが見事に描かれているのだ。

今日、最後の数ページを歩きながら読み終わり、道端で涙があふれてきて仕方なかった。
疲れたココロの処方薬にお薦めです。

July 06

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姫路へと向かう途中、銀座の現像所へ立ち寄った。
地下鉄改札を出ると、七夕飾りが揺れていた。
「お金持ちになりたい」という言葉もあったけど、シンプルに家族や友人の幸せを願った短冊が多かった。

ぼくも一筆したため、笹に短冊をくくりつけた。
「来年もこの場所に七夕飾りがありますように」
なんてね。

July 07

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小腹が空いたので神戸・三ノ宮で途中下車し、中華街へ向かった。
さて、何を食べようか。
と、思った矢先、雨が降り出した。
近くの屋台で肉まんを買い、軒先を借りた。

July 07

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柳田国男氏の生家がある兵庫県・福崎駅にて

July 08

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写真展設営のため「アクアマリンふくしま」へ出掛けた。
水族館入口横には幅9メートル×高さ6メートルの写真が掲げられ、川ガキたちが来館者をニコニコと迎えてくれていた。
今回の展示作品の施工は名古屋に本社のある「アクアート」。
この日も名古屋から作業に駆けつけていただき、設営は順調に進んだ。
写真を取り付ける支柱のほか、ぼくらが「箱メガネ型展示物」と呼んでいる箱にいたるまで、どれも素晴らしかった。
こちらの意図を正確に把握して制作してくれた品々を眺めると、しぜんと顔がニヤけてくるほど嬉しかった。

さて、もうじき写真展がはじまる。
この素晴らしい場所で写真展を開催する機会を与えてくれた「アクアマリンふくしま」のみなさん、そしてこれまで「川ガキ写真展」に関わっていただいたすべての人たちに、どうもありがとう!
メチャクチャ感謝してるよ〜

July 09

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July 09

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福島滞在二日目。
今日はビオトープ担当のKさんに誘われ、水族館近くの海へ生きもの採取に出掛けた。
採った生きものは干潟ビオトープに展示するという。
胴長をはき、汗をかきつつ、サデ網をふるう。
ビリンコ、ヌマチチブのほか、ボラの稚魚やハゼの類いをゲット。
こういう作業が仕事なんて、ほんと羨ましい。

July 10

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山手線の中吊り広告にぼくの名前が出ていたと、友人が教えてくれた。

あっ、ホントだ。
中吊りで名前が書かれるのは初めての体験。
中吊りデビューだ。

July 11

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July 12

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July 13

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池袋の地下通路で、インコを肩に乗せて歩くおばあさんに出会った。
おばあさんの姿は、すれ違う者に一瞬の間を与えていた。
あれ、なんだろう今の。
おっ、びっくりした。
といった感じだろうか。
おばあさんに注がれた視線は、その後何もなかったように外され、消えていった。
とまどいと好奇心を残しつつ。

July 14

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今日は「アクアマリンふくしま」での写真展初日。
この日は同水族館の開館5周年でもあり、正面入口にて記念式典が行われた。
式典には福島県知事やいわき市長のほか、地元の協力各所、漁師の方々が招待されていた。
ぼくも招待され、参加。

が、こういった類いの席はどうも落ち着かない。
そのなかでアクアマリンと友好館を結んでいる「アメリカ・モントレー湾水族館」から来賓したジュリー・パッカード館長の祝辞は面白い内容だった。
モントレー湾水族館は世界に先駆けて「環境展示」を取り入れ、"自分たちの周りの海・環境"をちゃんとしたコンセプトを持って展示している水族館である。
そして数年前からは子どもたちのための水族館(キッズアクアリウム)を提唱し、実践しているのだ。
次世代の教育を水族館も担うべきという考えは世界中の水族館でこれから取り入れられ、主流になっていくと思う。

彼女の祝辞は「これからを担う子どもたちへ自然の豊かさを伝え、体験をさせることはとても重要なこと。そして更に重要なことは、子どもたちを教育するということは、その後ろにいる大人たちを教育することにつながるのです」といった内容だったと思う。

"先生"と呼ばれる人の講義を聞くことだけが教育ではなく、花や魚の名前を覚えることだけが教育ではない。
実際に生きものに触れてみること。
そこで感じた様々な不思議や気持ち悪さ、ドキドキとした興奮や面白さこそ、けっして忘れることのない「自然を知る」ことだと思う。
水辺のことを知るには、まず水に触れることから始まるのだ。

「アクアマリンふくしま」の新しい試みに、ものすごく期待している。

July 15

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良く晴れた土曜日。
水族館の野外展示施設には親子の姿が目立ち、水遊びに興じる子どもたちの歓声が響いていた。
ビオトープには全部で5カ所、ボクらが『箱メガネ型展示箱』と呼んでいる作品が設置されている。
箱には仕掛けがあり、小さな窓から中が見えるように出来ている。

子どもの頃は「穴」を見つけると、必ずのぞき込んでいたのではないだろうか。
木に空いた穴や岩の隙間を見つけるたびに、くすぐられた好奇心。
何か面白いものがあるのではと、期待に胸を膨らませながら、のぞいたあの頃。
のぞくという行為は、どこか胸がときめく。

この箱メガネ型展示方法では、観覧者が行動を起こさないと作品を見ることができない。
それは水路に泳ぐ魚を探す行為と、同じなのだ。

July 16

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久しぶりの休日。
友人を誘って、一泊二日でキャンプに出掛けた。
仕事ではなく、純粋に遊びが目的のキャンプなんて、ほんと何年ぶりのことだろう。

出発前夜までは雨マークの天気予報に毒づきながら、今回のキャンプを中止にしようかとも考えていた。
身体の疲労を理由に、ココロの半分以上は中止に傾いていた。
でも、初志貫徹。出掛けることに。
迎えに来てくれた友人の車に荷物を積み込み、いざ南会津へ。

東京に暮らす不幸は、フィールドが遠いことである。
ということを混み合うサービスエリアで認識。

July 17

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昼過ぎに福島県舘岩村に到着。
そのまま「伊勢屋」へ寄り、天ぷら蕎麦を食べた。
ぼくはここの蕎麦が、これまで食べた蕎麦のなかで一番だと思っている。

カウンターに座り、人懐っこい主人と会話をしながら、蕎麦が茹で上がるのを待つ。
「蕎麦はブームである」と語る主人。
「食べ歩きの方がよく来るけど、蕎麦は身体にいいからな。最近、もてはやされているけれどよ、ここらあたりは昔から食べてたよ。子どものときからずっと。だからチキンラーメンをはじめて食ったときは驚いたなぁ。こんなウマいものがあるのかって(笑)」
テーブルに出された蕎麦は、地元産100%で、つなぎを使わない十割蕎麦。
味は相変わらずで、これを食べることを目的に足を運んでもいいなと思えるほどの美味しさだった。
1500円也。

July 17

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July 17

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雑貨屋で買ったサデ網で、イワナを捕った。
25cmぐらいの綺麗なイワナだった。

July 17

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夕方。
共同温泉に出掛け、川遊びで冷えきった身体を温めた。
出入口横に設置された箱に200円を入れ、湯船に飛び込む。
ボクと友人のほかは、誰もいない貸し切り状態。
地元の方は、地元専用時間の22時以降に利用するのだろうか。
混浴なので美人がいたら困るなぁと話していたけれど、心配する必要はなかった。
お湯に身体を沈め、紺青色に染まりはじめた空を眺めた。
ココロまで温まった気がした。

July 17

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のんびりと朝寝坊し、鳥の鳴く声で目覚めた。
山の爽やかな空気で深呼吸し、コーヒーを飲みながら、川の音を聞いた。
見上げる空は、見事に晴れ渡っていた。
梅雨が明け、これからが夏本番。

July 18

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July 18

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July 18

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July 19

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July 20

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July 21

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岡山での取材を終え、夕方に帰宅しました。
今日はホテルから漏れてくる無線LANを使わずに、ホテル内のレストランで食事しながら送稿。

さて、ぼくは革靴からビーチサンダルに履き替え、これから長良川へ出掛けます。
夜行バスに乗るのは、本当に久しぶりです。
新宿発23:10、新岐阜着5:30。
明朝には長良川上流にある郡上八幡に列車を乗り継ぎ到着します。
河口堰の起工式から17年目の長良川をカヌーで下るのが目的です。

17年前。
"川はつながっている"と知ってもらうために、長良川の源流から河口まで身体ひとつで泳ぎ下り、身体を張って「日本に唯一ダムのない川・長良川」をアピールした人がいます。
フォト・エコロジストで魚類研究者の新村安雄さんです。

ここから河口堰に反対する新しい運動が始まった、といっても過言ではありません。
その新村さんが再び川を下ると聞き、参加させていただくことになったのです。

ぼくは野田さんの書籍と出会って川へ関心を持ち、新村さんと出会って川を見る目を知りました。

そしてぼく自身、写真を撮るだけでなく紙メディアに川のことなどを発表することが増え、肩書きに「フォトエコロジスト」と名乗るようになったです。

いまでも新村さんに「同じ肩書きを使わせていただいてもいいですか」と緊張しながら電話を掛けたことを覚えています。

長良川にゲートが下ろされ、今年で10年。
この間、川はどのように変化したのか。

川を下り、写真を撮り、水中を眺め、海を目指そう。
そして起工式があった日に、改めて河口堰を前に抗議の声をあげようじゃないか。
と、新村さんに声を掛けられたら、参加しないわけにはいきません。

「カメラマンと研究者は常にフロントに立つ」とは、新村さんの言葉です。
さて、そろそろ時間です。いってきます。

新村さんのブログ「リバーリバイバル」はこちら

July 22

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July 23

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郡上八幡駅で新村さんと合流後、吉田川が長良川へ注ぎ込む河原へと向かった。
長良川は吉田川と合流したことで流れが増し、カヌーで下れる水量を辛うじて保っていた。
新村さんいわく「これより上流は水量が乏しく、カヌーを引きづりながら河原を歩いていた」そうだ。

今回使用する舟は、新村氏所有のゴムカヌー。
上流部は大きな瀬が連続して現れるので、このぐらい安定感のある舟だとありがたい。
ただしその形から、風の影響を受けやすく、逆風のなかを漕ぐのはけっこう辛いものがある。
が、今回は2人で流れのあるところを漕ぐため、風は気にしなくてもいいだろう。

川岸のカヌーには、手書きの「リバーリバイバル・全長良川流下2005」というノボリが用意されてあった。
リバイバル(revival)とは、一度すたれたものが見直され、再評価されるということ。広辞苑には「生き返ること」とある。

関心を持ち続けることは意外と面倒で大変なことだが、とても大切なことだとぼくは思っている。
関心を失った段階で、その対象が過去のものとなり、思い出になっていくのが辛いのだ。

スタート地点の河原は泥が溜まり、腐ったようなケイ藻が漂っていた。
ついこの間まで、ここはこんなじゃなかったんだけどな。
その変わりように驚き、静かなため息を吐いた。

長良川水系・水を守る会の方々の見送りを受け、ぼくらは長良川を下り始めた。
その後、数々の試煉があるとも知らず、笑顔でカメラに手をふりつつ。

July 23

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郡上八幡を意気揚々と出発したものの、あまりの釣り人の多さに辟易しながら川を下った。
しかし流れのなかは、川の上の賑わいとはまったく逆だった。
注視しつつ下っても、鮎の姿を見かけないのだ。
岩についたケイ藻を鮎が食んだ痕さえ、わずかに確認できたぐらいだった。
予想していたこととはいえ、これほどまでとは思わなかった。
長良川から鮎が消えることを誰が想像していただろうか。

いくつかの大きな瀬をクリアし、ホッとした瞬間、大岩にカヌーをぶつけ、そのままひっくり返ってしまった。
用心していた大きな瀬を無事に下り終え、気を抜いてしまったための不注意だった。
ぶつかった岩は下がえぐれていて、そのため返し波はなく、アッという間に身体は岩の下へ押し込まれてしまった。
頭上が真っ黒というのは、あまり気持ちいいものではない。
明るいところを目指し、流れに逆らず潜ると、息を切らす前に水面へと出ることができた。
新村さんも無事に浮上し、運がいいことにパドルも回収。

そして岩にへばりついたカヌーを苦労して上へと引き上げ、川下りを再開。
しかし残念なことに、ぼくの撮影機材が水没。
完全防水を謳ったケースに入れていたにもかかわらず、ずぶ濡れになってしまったのだった。
正直、もう笑うしかない。

July 23

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今日は美並高原にあるヤナ付近から美濃立花橋まで長良川を下った。
昨夜、舟の修理をしたおかげで、昨日とはまったく違うカヌーに乗っている感じ。
いくつかの瀬を漕ぎ下り、釣り人が多い区間は川を歩いてやり過ごし、川岸に延々と堆くたまった砂を眺めながら、流れに身を任せ、川を下った。
相変わらず、鮎の姿はカヌーの上からわずかに確認できるのみ。

July 24

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今夜は新村さんのご好意に甘え、美濃市立花にある旅館「ますの屋」に宿泊。
こちらの旅館は長良川から支流沿いに山へ入ったところにあり、さしずめ奥座敷といった雰囲気。
料理が美味しいことで評判で、名物になっている「しし鍋」「川魚料理」を目当てに遠方から足を運ばれる方も少なくないのだとか。

夜。捕れたての鮎の塩焼きや味噌焼き、「セゴシ」と呼ばれる鮎の刺身などがテーブルに並んだ。
すごいごちそう。
ビール、日本酒を飲みつつ、ごちそうを食べる幸せ。
腹も膨れて、酔っぱらう。
そして宴の終わりに、女将さんが「鮎雑炊」を運んできてくれた。
塩と醤油のほかは鮎のダシだけで料理された雑炊の旨味に、ほんとびっくり。
なんて美味しいんだろう。
川の神様、ありがとう。

July 24

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東京へ帰る前に森野康子さんのお墓へ寄った。
長良川のすぐ脇に建つお墓には、夏の香りが漂っていた。
真っ白な木槿の花が、強い日差しのなか咲き誇っていた。

誠実であること 面白がること
日常をあつく生きた
長良川と岐阜を愛し この地に眠る

新村さんが森野さんへ贈った言葉を久しぶりに読み返し、過ぎ去った月日に想いを寄せた。
にぎやかな蝉の声。
長良川という流れに身を任せた三日間だった。

July 25

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July 26

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July 27

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水没した機材の代わりを手に入れるため、銀座や新橋界隈の中古カメラ屋を徘徊した。
お目当てのレンズはすべて販売価格5万円以上で、思わずため息が出てしまう。
でも仕方ない。
某ショップで52,000円のレンズを購入。
もう少し出せば最新のレンズに手が届かない訳ではないが、現在使用している機材ではその能力を使いこなせないので、不便を承知でひと昔前のレンズを購入した。

思い切ってカメラ本体を一新しようかと考えることもある。
けれど最後には決まって「やっぱり慣れた機材が一番」だという結論に。

July 28

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羽田発伊丹行きの始発便に乗り、神戸へ向かった。
早朝、寝ぼけた頭で伊丹空港着。
腹が減ったので到着ロビーから出発ゲート付近へ移動し、朝食定食を食べた。
旨かった。

July 29

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まっしろい背中。
背番号のないユニホーム。
声を張り上げることなく、静かに声援をおくる。

JR大阪環状線・野田駅にて

July 29

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今夜「パタゴニア神戸ストア」で開催した「川ガキスライドトーク」に足を運んでくださった方々に感謝しています。
金曜日夜8時過ぎのスタートにもかかわらず、30人近い方が足を運んでくださり、本当にありがとうございました。

今夜のスピーカーシリーズではパタゴニアスタッフの「夏を感じてもらいたい」という想いから、参加者へラムネの差し入れがありました。
準備受け入れをしていただいたスタッフの方々にも感謝!
今夜の続きは川で!

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July 30

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July 31


June 2005-August 2005