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April 01

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April 02

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April 03

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出張から戻り、日付が変わった夜の2時。
料理の仕込みが一段落し、ハサミを持って庭へ出た。
冷たい風が心地いい。
数本のネコヤナギとコデマリを刈り、生けてみた。
楽しみながら自分ひとりの世界に浸れる貴重な時間。

April 03

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楽しいひととき。
来てくれたみんな、どうもありがとね。

April 03

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April 04

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取材先の人に教えてもらった「うなぎ屋」で昼食をとった。
ちょうど昼時に店へ入ると、平日にもかかわらず、ほとんど満席に近い混みよう。
さすが、創業140年を誇る老舗。
多くの常連が遠方からも通われるとかで、期待は高まる一方。
まだか、まだか、ウナギはまだかと、ウナギを焼く匂いをかぎながら、正直落ち着きを失う。
ついつい周囲を見渡してしまう。
で、待つこと十数分。
目の前に運ばれてきた「うな丼」に、さあさあさあ。
うーん、これは旨い。
皮がバリっと焼いてあり、タレの味と相まってほんとに香ばしい。
ぼく好みのウナギの焼き方で、頬が緩みっぱなし。
パクパク、バグバグ。
お薦めです。

うなぎの辻屋
住所:岐阜県関市本町5-14
電話:0575-22-0220
営業時間は、昼11時から14時半、夜17時から20時半。
定休日は月曜日。

April 05

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ウナギが焼かれるまでの時間つぶしにと、店内に置いてあった関市の観光パンフレットを手に取り、ものすごく驚いた。
大好きな書家・アーティストである「篠田桃紅」さんの美術館が、このすぐ近くにあることを初めて知ったのだ。
昨年オープンしたばかりの「篠田桃紅美術空間」は、関市役所の北公舎7階にあり、地元企業が収蔵している篠田さんの作品を中心に展示しているという。
"これは行かなきゃ"ということで、取材後すぐに向かった。

平面に描かれた墨の世界。
限られた二次元の世界だけれども、奥行き、空間の広がりをものすごく感じる。
何度も墨を重ねられ描かれた作品に、引き込まれる。
黒だけど、黒じゃない。
白だけど、白じゃない。
無駄のない、完璧な空間の使い方。
感嘆の声が出る前に、タメ息が出てしまう。

こうでなくっちゃいけない。人生も。

April 05

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April 06

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April 07

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友人の盧佳世(の かよ)さんのライブに出掛けた。

これからは歌うことで生きていく。
歌うことで、夢や希望を持ち続ける「こころ(マウム)」を伝えていきたい。

彼女がそう決意して、まもなく2年が過ぎようとしている。
歌うことが何よりも好きだったお母さんに、心のなかで励まされての今夜のライブ。
マイクを使わずに精一杯歌う姿に、素直に感動。

1部が終わり、短い休憩をはさんでの第2部。
服装をチマチョゴリに着替え、「くましんし(あまんきみこ作・車のいろは空のいろ)」ポプラ社刊の朗読で始まった静かな歌声。
自分のルーツを隠さずに生きていきたいとの思いから、大変な思いまでして苗字を変えた彼女。

ほんとうの姿というものは、ひとそれぞれの、自分のなかにある大切な心そのものなのかもしれないな。

April 08

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April 15

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April 15

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仕事を終え、タクシーに乗った。
駅へと向かう車内で、運転手さんと桜談義で盛り上がった。
そしてちょっと回り道をして、運転手さんが薦める「しだれ桜」を見に行くことに。
満開。
人に薦めるだけはある、見事な「しだれ桜」だった。
車内で列車の時間を聞いたからか、「早く早く、あと7分しかありません」と運転者さんにせかされながら、「もうちょっと、もうちょっと、もうちょっと桜を見たいのです」と、可笑しな会話をする。
運転手さんと出会わなかったら、こんな素晴らしいものは拝めなかったというわけで、最後に記念撮影。
ありがとう、運転手さん。

April 16

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今日は休日。
といっても、たまった汚れものを洗濯機へ放り込みながら、朝から資料の作成に追われています。

で、ただいま午後2時を少し過ぎたところ。
いいかげん集中力が落ちてきたので、庭にある山椒の新芽を鼻の穴へ入れたりして、遊んでいます。
うーん、さわやか。
勢いよく吸い込むとちょっと刺激が強いけど、なかなかいい香りです。

いい気分転換になったかも(?)

April 17

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体力が持つだろうか。
今週土曜日から来月9日まで、連続17日間の出張。
とりあえず先の心配をする前に、今ある仕事を終わらせないと…。

April 18

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April 24

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April 24

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オオサンショウウオを飼っている方がいると聞き、山間の小さな集落を目指した。
目的地へレンタカーを走らせていると、ラジオからニュースが聞こえてきた。

「死体を見たくても戦場には行けないから」と供述。
幼稚園児をハンマーで殴打し、逮捕された17才の男性。

「好きな男性の家に火をつけてくると同居する男性に言い残し、トイレットペーパーを持って出掛けた」
ドン・キホーテへの放火容疑で逮捕された女性。

教えてもらった集落の路地を歩いていると、お目当てのものをみつけた。
体長1メートル近いオオサンショウウオだ。
近所の人いわく、35年前から飼われているという。

夜。ホテルへ戻り、JR西日本が起こした列車事故を知った。

わたしはオオサンショウウオになりたい。
そんなフレーズが頭から離れずにいた一日。

April 25

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岡山県北をレンタカーで走り回っていると、杉・檜の植林地の崩壊現場を至るところで見かけた。
場所によっては、山肌が全面的に崩れ、倒れた樹木が雪崩のように人家のすぐ裏手まで達していたところもあった。
まるで"ゴジラが踏みつぶした跡"のような異常な光景。
昨年襲来した台風が引き起こした被害だという。

だが、きっかけは"台風"だったかもしれないが、これは明らかに「人災」ではないか。
と思わざる得ないほど、崩壊している植林地のほとんどは急峻な地形で、倒れた樹木はモヤシのような細さ。
定期的に間伐をしていたとは思えず、荒れ放題に放置していた"ツケ"が、このような形で現れたのに過ぎないのではないか。

崩れずに残った植林地の大部分は、今でも一歩中へ入ると「昼でも暗いほど」荒れており、頼りないほど細い杉や檜が櫛のように立林していた。
適正な間伐がされていない植林地は、太陽の光が地表へ届かず、そのため草木が育つことが難しい。
そして雨が降るたびに土が流れ、根がむき出しになっていくのだ。

今回各地で発生した崩壊は植林被害だけで済み、大きな災害にならなかったのは不幸中の幸い。
が、同じようなことが再び起こる可能性は、限りなく高い。

April 25

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April 28

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札幌へ到着した夜、友人が薦めるジンギスカン屋で食事をしました。
ススキノに近い狸小路を西へ進み、アーケードが途切れても直進すること数分。
右側にある建物の2階、昭和の面影が残る一角にある「ジンギスカン結び亭」。

生ラム肩ロース、ちょっとビックリの美味しさです。
そして何よりも、ゆっくりとくつろげる雰囲気が最高。
札幌市内にある某有名ジンギスカン屋の多くは、"食べてすぐ出る"的なところが珍しくなく、どうもこれまでジンギスカン屋そのものが苦手でしたので、目から鱗モノです。
お店を切り盛りするお二人の人柄なんでしょうね。
「結び亭」へ連れていってくれた友人に感謝です。

札幌でジンギスカンを食べたいときは、ぜひぜひ足を運ばれてみてください。
ひとりでも家族連れでも気軽に食事ができる雰囲気ですので、お薦めします。

ジンギスカン結び亭
札幌市中央区南2条西9丁目(狸小路外れ南向2F)
TEL 011-208-2001
営業時間17〜24時(不定休)

April 28

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April 29

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夕方。撮影仕事が無事に終わり、さてどうしたものかと思い、札幌駅を北へ少し歩いたところにある「パタゴニア・アウトレット札幌」へ出掛けました。
ここは国内に2店のみあるパタゴニア製品のアウトレット専門店のひとつです。

で、良さげなモノはないかと店内を物色し、ひとりのスタッフの方と相談し、インナーウェアを一着購入しました。
そして買い物の後、ぼくがカメラバックとして常時使用しているパタゴニア製のバックについて、しばらく雑談。

買い物も終わり、コーヒーでも飲みに行こうかと、お店を出ること20メートル。
ぼくの名前を呼ぶ声が聞こえ、振り向くと先ほどのパタゴニア・スタッフの方でした。
はて?

で、「鈴木ですよ。覚えてないですか?」と言われ、お互い「オオー」と喚起の叫び声。
なんと16年ぶりの再開。
ぼくより2才年上の鈴木さんと最初に会ったのは、ぼくが高校2年生のとき。
オフロードバイクを通じて知り合った仲でした。
当時、鈴木さんは東海大の学生で、静岡県の清水在住。
ときどき会っては林道を走り回ったり、清水まで出掛けたこともあります。
それから数年は連絡をとりあっていたのですが、いまのようにメールや携帯がない頃だったこともあり、しだいに連絡を取り合うこともなくなりました。

そして16年ぶりの再開です。それも偶然に。
こんなことってあるんですね。

April 29

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札幌出張から戻ってみると、気温の高さにビックリ。
あまりの陽気の良さに仕事をする気をなくし、庭の雑草をむしり、ハーブなどを植えたりしていると、一日が終わってしまいました。
現実逃避。ともいえるかもしれません。

でも、こういった積み重ねが、生活を豊かにしているのだ。
と、思うことにして、ハーブが育つことを楽しみにしています。

たんなる仕事をしなかった言い訳かもしれませんが。

April 30


March 2005-May 2005