
昨夜は粟国島最西端に建つ筆ん崎パラダイスホテル泊。
蚊帳を兼ねたハンモックを建物の柱へ吊るし、そのなかでゆらゆらと爆睡。
聞こえてくるのは、風と遠くで響く波の音だけ。
風は一晩中吹き続け、明け方は寒いほどだった。
写真左端にあるのがパラダイスホテル。
August 01 | Comments(2) | TrackBacks(0)

早朝、パラダイスホテルに来客あり。
挨拶に来たヤギの群れを追いかけまわし、父親と散歩途中に立ち寄った子どもたちとは鬼ごっこ。
追って追われて、汗をかいた朝。
August 01 | Comments(0) | TrackBacks(0)

筆ん崎から港へ移動し、入港するフェリーをベンチで待った。
12時10分、フェリー粟国接岸。
明日から始まるサバニ旅の友と合流し、サバニが置かれている空地へ。
5人で力をあわせ、コロを用いて漁船が浮かぶ港のスロープへと、少しづつサバニを動かしていった。
アウトリガーを取り付け、マストを立てる。
これら作業のひとつひとつが面白くて仕方なく、自然と顔がにやけてくる。
作業終了後、全員で港のすぐ近くにある神社へお参り。
よい風が吹け!というみんなの祈りは果たして届いただろうか…と心配しつつ、なるようにしかならないさと腹をくくった。
August 01 | Comments(0) | TrackBacks(0)

作業で汗を流した後は、昨日と同じ砂浜へ。
といっても今日は泳がず、砂浜に隣接する無料シャワーがお目当て。
シャワーは水しかでないけれど、これでも十分過ぎるほどの設備。
ありがたく使わせていただき、火照った身体をクールダウン。
孫と犬を連れ、海へ遊びに来た地元の老夫婦と世間話。
盛夏、まっただなか。
August 01 | Comments(0) | TrackBacks(0)

今夜もまた筆ん崎パラダイスホテル泊。
高台から紅く染まる海原を眺め、明日の風向きや天候について考える。
考える内容もまわりの風景も、街の喧噪とはほど遠い、シンプルライフ。
太陽が水平線に没すると、空に星が瞬きはじめ、南と北とをつなぐ天の川が浮かんだ。
昼間の暑さが和らぎ、心地よい風に癒される。
大きなフクギの樹の下で、島に暮らす方々とお酒を飲み、他愛もない冗談を肴に笑い合う。
夜、明日からはじまる旅の心地いい緊張感を味わいながら眠りについた。
August 01 | Comments(0) | TrackBacks(0)

昨夜の最終打ち合わせでは5時半起床だったけれど、5時前に目が覚めてハンモックから抜け出した。
東南から吹いてくる風を頬に受け、向かい風でないことにホッとする。
まわりも同じように起きだし、手早くハンモックを畳み、歯を磨き、荷物をまとめた。
口数は少なく、各自自分のするべきことを黙々とこなす。
東の空がうっすらと朱に染まりはじめ、朝が近いことを知る。
レンタカーに荷物を放り込み、パンをかじり、予定よりも早く港へ向かった。
August 02 | Comments(0) | TrackBacks(0)

荷物をサバニへ移し、レンタカーは返却場所へ移動。
風向きと台風の影響のため一時中断していたサバニ旅も第2章を迎え、今日から再スタート。
粟国島から直線距離で約55kmほど離れた伊江島が今日の目的地だ。
これから始まる旅への期待に胸を膨らませ、また一方ではみんなに迷惑を掛けないだろうかという不安とが混ざり合う。
参加することが出来たことに感謝。
夜明けの太陽に照らされて、スロープから海へと浮かんだサバニに乗り込み、いざ出発。
August 02 | Comments(0) | TrackBacks(0)

帆をあげ、東へ。
太陽の輝きに目を細め、エークと呼ばれる櫂を繰り返し海面へ差し込む。
目指す伊江島は、遥か彼方。
August 02 | Comments(0) | TrackBacks(0)

今回の旅の友であり、仲間たち。
素敵な仲間たちと一緒に旅ができるのも、サバニ旅の魅力のひとつかもしれない。
冗談を言い合い、ときどき助け合い、集団行動でいながら自分の時間をちゃんと持ち続ける人たち。
年齢や性別を超えて、それぞれの経験を尊重して尊敬し、でもだからといって堅苦しくはない関係。
森さんをはじめ、そんな仲間に出会えたことに感謝。
August 02 | Comments(0) | TrackBacks(0)

正午過ぎ、それまで吹いていた風がピタリとやんだ。
海はベタ凪ぎ。
青空を映した海面はどこまでも真っ青で、サバニの影だけがゆらゆらと海中深くに沈み込んでいく。
帆を下ろしてからは、サバニの推進力は自分たちの腕だけになった。
約50分漕いで、5〜10分ほど休憩し、再びエークを握ることの繰り返し。
時速は約6km。
水蒸気の影響で遠くを見通せず、水平線がぐるりと360度囲む海原に、ポツンと浮かぶ。
頭上に浮かぶ雲はなく、強い日差しが肌を差す。
かけ声を出しながら、見えない島へ向かってサバニを運ぶ。
August 02 | Comments(0) | TrackBacks(0)

伊江島を目前にして、なんと向かい風。
でも視界に島を捉えてからは、新しい力が自然と湧いてきた。
島に近づくことだけを考え、サバニを前に進ませる。
日没はすぐそこ。
August 02 | Comments(0) | TrackBacks(0)

粟国島を出てから約13時間。
無事に伊江島へ到着。
距離はおよそ60km弱。
日の出とともに海へ漕ぎだし、日の入りとともに港へ到着。
疲れているはずなんだけど、伊江島に辿りついた嬉しさで疲労は感じず。
みんなすごくハイテンション。
この日の晩は「土の宿」に宿泊。
August 02 | Comments(0) | TrackBacks(0)

7時20分、伊江島を出発。
今日の目的地は、約40km先にある伊平屋島。
帆に風を受け、順調にサバニを進ませる。
August 03 | Comments(0) | TrackBacks(0)

帆に風を受けて順調に進んでいた航海も、風の気まぐれでまったく違う航海へと姿をかえる。
今日もまた風がとまり、海はベタ凪ぎとなった。
この海域はホオジロザメの生息地域(本当の話)だと脅されつつも、休憩時間を利用し、3点セットを身につけて海中に飛び込んだ。
底のみえない海中を漂うのは初めての経験だった。
太陽に照らされた自分の影が、ゆらゆらと海の底へと消えていき、影と光の帯以外は動くものはなかった。
海の底を凝視しても、何も見えず、視界のすべては紺碧な色をした空間が占めていた。
空に浮かんでいるかのような浮遊感。
美しく楽しい世界だろうと思って飛び込んだものの、正直、怖いと思った。
ほんの15分ほどの息抜きだったけれど、GPSで航跡を確認すると、潮流の影響で東の方向へ800メートルほど流されていた。
ぼくの身体と一緒にサバニも流されていたため、自分が潮流に流されていることにまったく気がつかなかった。
潮流の影響と風の向きを考慮し、当初の目的地である伊平屋島から伊是名島へ変更することになった。
伊是名島と伊江島との距離は、直線で結ぶと約20km弱。
事前に細かい計画を立てたとしても、その時々の状況に応じて柔軟に変更することは大切なこと。
伊江島を出航し、約7時間後、伊是名島のマッテラ浜へ到着。
August 03 | Comments(0) | TrackBacks(0)

朝6時に起床。
今日も天気はいいようだ。
ハンモックを畳み、荷物をまとめる。
砂浜に座り、昨夜商店で購入したパンを食べていると、ゴミ拾いをする数人の女性を見かけた。
浜に打ち上げられたペットボトルや様々なプラスティック系の品々を拾い集める人たち。
最初は感心感心と眺めていたけれど、相手から挨拶してくることもなく、なんか異様な感じに思えてきた。
女性達の言葉は東京弁だし、これは宗教活動なのだろうかと思い始めた矢先、ひとりの男性がぼくらに近づいてきた。
映画の撮影をこれから行うので、浜にある荷物を移動して欲しい。とのことだった。
そういうことか。
August 04 | Comments(0) | TrackBacks(0)

8時40分。
映画スタッフにせき立てられるようにして、伊是名島を出発。
August 04 | Comments(0) | TrackBacks(0)

伊是名島を出発した後、森さんの判断で、スキッパーを交代し合いながら本部新港を目指すことになった。
本部半島の先端にある備瀬崎をまわりこみ、海洋博公園を左手に眺めながら、瀬底島へ渡る大橋の下をくぐった。
風は追い風、順風満帆。
August 04 | Comments(0) | TrackBacks(0)

伊是名島から本部新港までは、だいたい直線距離で30kmほど。
実際は風や潮の影響、岬を大きく回り込んだことを考慮すると、それ以上の距離を漕ぎ進んでいる。
マッテラ浜を出発してから6時間後、本部新港に到着。
サバニをスロープへ引き上げ、港に面した「みなと食堂」へ向かった。
朝食にパン、サバニの上ではフルーツとお菓子しか食べていなかったので、みんな空腹状態。
ぼく以外は全員この店で食事をしたことがあるらしく、食堂の方たちと仲良く談笑。
テレビでは高校野球が映し出され、ちょうど沖縄代表・浦添商が福岡代表・飯塚から2点を勝ち取ったところだった。
サバニ旅を出発したのは、つい3日前だというのに、もっと長く旅しているような、不思議な感覚。
クーラーの冷気がひどく寒く感じ、冷たいというだけで水が特別な飲み物にさえ思えた。
野菜煮付けと野菜炒めをふたつづつ注文し、テーブルに並べられた一皿に盛られた量の多さに驚いた。
ご飯も大盛り、それにミニそばがついて、値段は500円ぐらい。
最後にフルーツまで出してくれて、ほんとお腹いっぱい。気持ちもいっぱい。
ああ、空腹で良かった。
午後3時半。
お腹が満たされたところで、名護湾へ向けて、この旅最後の航海へ出発した。
August 04 | Comments(0) | TrackBacks(0)

本部新港から名護までは、およそ18kmの距離。
お腹も満たされ、最後の航海を味わうべく港を出たはいいが、のっけから向かい風。
それでも美味しい食事で力を蓄えたおかげで、悲壮感はない。
漕げば進む。と思いつつも、横を見れば、数分でテトラポット数個分も移動していないことを知る。
風は次第に強くなり、サバニ正面から吹き付ける。
すごい、この旅一番ハードな激漕ぎだ。
途中ちょっとボーとしてしまい、森さんに発破を掛けられて、気合いを新たに入れ直す。
風の強さが増すごとに、かけ声もまた大きくなり、力を合わせてサバニを前に進めることだけに集中する。
完全に「パドリング・ハイ」状態。
クルー全員の頭に「引き返す」という選択はなく、時間が掛かってでも「ゴールする」という想いだけで、エークに力を込める。
そして19時10分、沈みゆく夕日を背に、名護の砂浜にサバニを着岸させることができた。
無事に着いたことを喜ぶと同時に、サバニの旅がこれで終わるかと思うと、複雑な気分。
身体を海に沈め、クールダウン。イエーイ。
森さん、アンちゃん、マンミー満名さん、そしてアキラくん、素敵な旅をどうもありがとう。
August 04 | Comments(2) | TrackBacks(0)

名護の街を散歩し、街の空気を吸った。
August 05 | Comments(0) | TrackBacks(0)

一緒にサバニを漕いだ満名さんに案内してもらい、瀬底島でシュノーケリングを楽しんだ。
駐車場からほんの数百メートル先で、枝サンゴの群生を見れたのは驚きだった。
ぼくには知らないことが多過ぎる。
必ずしも離島へ行けば良い海があるとは限らないけれど、これまでは海を楽しむのなら離島がベストと思っていた。
本島の海のことをまったく知らないのに。
一通りシュノーケリングで海を見て回った後、空が急に暗くなり、スコールが降り出した。
外へ出るよりも海水温のほうが温かく感じたので、頭だけを水面に出してスコールを楽しんだ。
ピョコリピョコリと海面を跳ねる雨玉が面白く、不思議な風景に見とれてしまう。
また身体を海底に沈め、何百もの波紋で揺れる海面を下から眺めたりもした。
ビーチで泳ぎやシュノーケリングをしていた家族やカップルは、いつの間にかいなくなり、何処へ行ったのかと目で探してみると、寒そうにビーチパラソルの下で雨宿りしているのが見えた。
子どもは大人以上に寒そうだ。
雷の心配がない状況では、海に入っているほうが温かいのに。
スコールが過ぎ去ると、再び青い空が広がり始めた。
ぼくらも海からあがり、満名さんが生まれた備瀬の集落へと移動した。
フクギの並木、細い路地の雰囲気が、なんだか懐かしい。
海岸へ出ると、地元の子どもが泳ぎ、島酒を飲みながら夕日を眺めるオジイの姿があった。
子どもの母親もTシャツ姿のまま海へ入り、手網で捕まえた魚を覗き込んでいた。
ゆったりとした時間。またひとつ、お気に入りの場所が見つかった。
August 05 | Comments(0) | TrackBacks(0)

August 06 | Comments(0) | TrackBacks(0)

本部半島に暮らすHさんに車を借り、那覇にある「海想オリジナル」の事務所まで出かけた。
東京から那覇へ降り立つと、那覇の街でも南国特有ののどかな感じがするけれど、離島にしばらくいると那覇の街が都会と変わらないぐらい騒がしく、喧噪とした場所に思える。
事務所で冷たいお茶をもらい、預けていたパソコン等を引き取る。
窓から入ってくる海風は数日前と変わらないはずなのに、風と一緒に入ってくる騒音のためか、どうも落ち着かず。
夕暮れの国道58号線を北へ走り、再び名護へ。
Hさんを誘い、満名さんが店主の島豚七輪焼専門店「満味」へ出かけた。
満名さんとは昼に名護のバスターミナルで別れの挨拶を交わし、お店へ行くことは内緒にして予約。
だけど、偽名を使わなかったために薄々気が付かれていたみたい。
島豚のしゃぶしゃぶから、心臓の刺身、そしてロース等の七輪焼肉にいたるまで、すべてが美味しくお世辞抜きで満足できた。
観光シーズン中は予約することも難しいほどの人気店だというのが、納得。
満名さんの人柄や島豚に対する愛情、お店を経営するにあたっての理想を聞いていただけに、「満味」へ足を運べて本当に良かった。
ほんと、いますぐにでもまた「満味」へ行きたいなぁ。
August 06 | Comments(0) | TrackBacks(0)

名護市内にある「満味」にて、満名さんとHさんと閉店時間を過ぎても島酒を飲んだ。
美味しい料理にしぜんと酒の量が進み、最後にはけっこうグデングデンになっていた。と思う。
午前0時。
代行を依頼したHさんの車に乗り込み、すぐに爆睡。
数分後に起こされたのは、名護のバスターミナル。
ここでHさんと別れ、誰もいないターミナル内にハンモックを吊るして再び爆睡。
午前3時40分。
アスファルトからの熱気で目覚め、ハンモックから抜け出した。
風がなく、なんだかひどく蒸し暑い夜。
ベンチに腰掛け、ぼんやりと時を過ごす。
午前5時25分。
東の空に色彩が現れ始めたころ、120番の始発バスがやってきた。
目的地は那覇空港。
乗客はぼくひとりだけで、海沿いの道をバスは南へと走り出した。
August 07 | Comments(0) | TrackBacks(0)

午後。那覇からの飛行機が着陸した地は、沖縄より暑い東京。
August 07 | Comments(0) | TrackBacks(0)

朝5時に目覚め、涼しいうちに荷物の片付けを行った。
昼前に自宅を出て、川崎を職場とするふたりの友人とランチを共にした。
川崎駅を降りるのは15年ぶりぐらいで、建物や雰囲気がまったく変わっていることに戸惑った。
駅に隣接するショッピングモールで食事をしながら、昼ビール。
お金を使うことを目的とするオシャレな建物ばかりがどんどん造られ、気が付かないうちに懐かしい場所が消えていく日々。
友人と別れてからは、沖縄で撮影したポジフィルムを現像所へ預けるため、銀座へ向かった。
通称・プロラボと呼ばれる現像所は全国にあるけれど、数年前からは各地で店舗統合や業務縮小が目立つようになっていた。
デジタルカメラの普及に伴い、これまでフィルムを使用してきたプロのカメラマンや出版社等の利用が減り、現像液等の管理がコスト高になってきたことが背景にある。
ぼく自身も、仕事で請け負う撮影の7割以上はデジタルという状況。
それでも川ガキをはじめとする、いくつかの作品を撮影する場合は、フィルムを使うことにこだわり、いまでもあたり前に現役の記録メディアとしてポジフィルムを愛用している。
だけど、それも現像してくれるところがあっての話。
そして今日、ぼくが10年以上も利用している現像所が、9月末日で現像業務を止めることを知った。
今後は店舗を一カ所に統合し、印刷物の出力関係を中心に営業していくという。
この話を窓口で告げられたとき、驚くのと同時に、悲しい気持ちにもなった。
これも時代の流れなのだろうか。
August 08 | Comments(0) | TrackBacks(0)

近所の路地に、子ども神輿を担ぐ威勢のよいかけ声が響き渡った。
お菓子をもらい、満足そうな子どもの笑い声。
今日は家から一歩も出ず、コーヒーを何杯も飲んで過ごした。
オリンピックとは無縁な、のんびりとした一日。
August 09 | Comments(0) | TrackBacks(0)

明日から東京ミッドタウンで始まる「川ガキ写真展」の設営作業のため、六本木へ出かけた。
今回もこれまでの写真展同様、空の下に写真を設置するスタイル。
開催場所は東京ミッドタウンの敷地内だけれども、24時間誰でも自由に通行することができる通路脇に作品を設置したので、散歩や仕事の途中でふと目を留めてくれると嬉しいんだけどなぁ。
この通路を写真展会場にして、幅230cm・高さ180cmの写真を全部で6点展示。
写真に写っている川ガキはすべて水中にいるところを撮影したもので、観てくださる方が川のなかにいる感覚で写真の世界へ飛び込んでくれれば、ほんと最高。
写真は今月末(31日)まで展示しているので、近くを通られた際はぜひ足を運んでくださいね。
写真展開催にあたり、主催していただいた「東京ミッドタウン」をはじめ、応援していただいた協賛企業の皆様、関係したすべての人たちに感謝申し上げます。
August 10 | Comments(2) | TrackBacks(0)

写真展初日。
といっても何かイベントがあるわけでもないので、昼過ぎまで自宅で過ごす。
夕方、友人を誘って「東京ミッドタウン」へ。
写真展会場へは足を運ばず、お目当ては芝生広場で開催中の「ガーデンシアターカフェ」。
空の下で誰でも自由に映画を観賞することのできる、この企画に拍手。
芝生に寝転びながら、野外映画を堪能。
まわりをぐるりと建物に囲まれた都会ではあっても、頬にあたる風が心地いい。
この日の上映作品は、名画「スタンド・バイ・ミー」。
制作されたのは1987年というから、もうかれこれ上映から20年になるというのが信じられない。
死体があることを知っていて、興味本位で見に行くことはこれから先もないだろうけれど、目的なんて何だっていい。
ビールを飲み、友人との会話を楽しみながら、スクリーンに映し出された少年たちの旅に想いを馳せ、吉野川を舞台に各地から集まってくる「川の学校」の子どもたちの姿がダブってみえた。
芝生広場での映画上映は、今月24日まで。
お勧めですよ。
August 11 | Comments(0) | TrackBacks(0)

August 12 | Comments(0) | TrackBacks(0)

夕方、着替えと機材を車に積み込み、自宅を出発した。
夕暮れの東名高速道を西へ。
月光に輝く駿河湾。
フロントガラスを叩く雨粒。濡れたアスファルト。
目紛らわしく変わる天気。
雲の切れ間、月を照らすラブホテル群。
今日からまた水辺を巡る旅が始まった。
August 13 | Comments(0) | TrackBacks(0)

東名から伊勢湾道路を通り、亀山ICから名阪国道へと車を走らせた。
途中で少し仮眠し、午前5時20分に阪和自動車道・紀ノ川SAへ到着。
自販機のコーヒーを飲みながら、昇ったばかりの太陽を眺めた。
August 14 | Comments(0) | TrackBacks(0)

梅の樹木に囲まれた友人家族の帰省先へ到着。
早速、川遊びの道具をまとめ、富田川へ遊びに行った。
透明度が高く、清冽な流れ。
初めて訪ねる川だったけれど、水量が少ないことを除けば、かなり満足できる河川だった。
水中眼鏡をつけて川底をのぞき、エビ網を両手に持ってテナガエビを追いかけ、川虫を使った見釣りでヨシノボリを釣った。
鮎の姿をまったく見かけないのが残念だけど、今夜の夕食に使う食材はゲット。
August 14 | Comments(0) | TrackBacks(0)

昼間捕まえたテナガエビを使い、ぼくの得意料理でもあり、大好物でもある海老パスタを作った。
友人の子どもも美味しいとパクパク食べてくれて、大好評。
August 14 | Comments(0) | TrackBacks(0)

今日もまた、友人家族と富田川へ。
雲ひとつない空。
セミの鳴き声が山肌に響き、強い日差しに照らされた川面がまぶしい。
鮎の姿を求めて、昨日よりもだいぶ上流に移動。
鮎を引っ掛けて釣り上げる「玉シャクリ」の適地を見つけ、川へ入ったところで「棒シャクリ」をする方と鉢合わせ。
挨拶を交わし、鮎の状況について話を伺ったところ、今年は鮎の数が異常に少ないという。
会話のほとんどは、鮎がいないことを嘆く内容。
では、何が原因なんですかね。と尋ねてみたけれど、男性は首を傾げるばかりだった。
August 15 | Comments(0) | TrackBacks(0)

鮎の姿は少なかったけれど、小さなサイズのアマゴはたくさんいた。
目がくるりとして、なかなか可愛い。
August 15 | Comments(0) | TrackBacks(0)

川のなかを探しまわって、どうにか人数分の鮎を釣り上げることができた。
一番大きなサイズは28cmで、かなりの良形。
美味しく食べてもらおうと、竹串の材料を近所の竹林で調達し、七輪で炭を起こして本格的に焼いてみた。
表面はパリッと焼いて、中身はホクホク。
焼き方だけでなく、鮎そのものが持つ味が絶品で、最高のご馳走になった。
川の恵みをいただく、幸せな夕食。
August 15 | Comments(0) | TrackBacks(0)

和歌山と徳島とを結ぶ南海フェリーに乗船。
台風のうねりが若干残り、少しだけ揺れた。
客室広間に自分のスペースを確保して寝転ぶと、波に揺れる感覚が心地よく、すぐに熟睡してしまった。
12時50分。徳島へ上陸。
August 16 | Comments(0) | TrackBacks(0)

フェリーを降りた後、徳島県神山町を流れる鮎喰川へ向かった。
今日から2日間、鮎喰川で「川の学校・同窓会2008」が行われるのだ。
吉野川という一本の川を学びの場として2001年から始まった「川の学校」も、今年で第8期を迎え、これまで卒業した子どもたちは200人以上。
毎年、卒業式が行われる最終回には「来年も参加したい」と話す子どもがいるけれど、残念ながら「川の学校」に参加できるのは一年限り。
なので、この同窓会はスタッフと子どもたち、子ども同士が久しぶりに再会できる大切な場といえるかもしれない。
到着するなり、川へ飛び込む子どもたち。
いまにも雨が降り出しそうな天気の下、60人を超える参加者が集まった。
August 16 | Comments(0) | TrackBacks(0)

本番の「川の学校」とは違い、同窓会は現地集合現地解散、自己参加が基本。
でも夕食だけは、くじ引きで決めたいくつかの班に分かれて、屋台村をつくることに。
屋台の種類は「焼き鳥」「バームクーヘン」「カレー」「フルーツポンチ」「ピザ」「焼きそば」などなど。
みんなで協力して、それぞれが工夫をこらし、料理をつくっていった。
写真は、川の学校スタッフにカメラを渡し、子どもやスタッフが撮ったもの。
顔のアップが何枚かあったけれど、誰かな?
August 16 | Comments(2) | TrackBacks(0)

天気予報では夜中に豪雨が降るかもしれないといわれていたけれど、覚悟していた雨は降らず、川の水位も増えることはなかった。
夜中にテントを移動することを考えていただけに、正直ホッとした。
太陽が厚い雲のなかに隠れてしまい、気温はあまり上がらず。
水に入るのを躊躇してしまう、肌寒い風。
それでも“川ガキ”たちは、次々と川のなかへ飛び込んでいく。
元気だなぁ。
でも寒いのは嫌だなぁ。
と、岸辺から子どもたちの遊ぶ姿を眺め、コーヒーをすする。
防水コンパクトカメラをスタッフのおーちゃんへ渡し、写真を撮ってきてもらう。
おーちゃん、ありがとう。
なので、水辺の写真はおーちゃん撮影。
August 17 | Comments(2) | TrackBacks(0)

今年の同窓会も、事故もなく無事に終了。
久しぶりに会う子どもたちは、たくましい青年や美しい女性へと成長し、ついでに身長も軽く追い越され「成長していないのは自分だけかも」と思ってしまうほどの変わりようだった。
その変化に驚き、嬉しくもあり、羨ましくもあり、なんというか複雑な気分。
でも、やっぱり嬉しいなぁ。
頼もしい「川の学校」卒業生たちへ。
早く大人になって、川が好きな人たちを増やしておくれ〜
同窓会の企画から準備まで、実行委員会のメンバーをはじめ、実行委員長のおけいはん、本当にお疲れさまでした。
おかげで楽しい2日間を過ごすことができ、感謝しています。
上記集合写真をクリックすると、大きな写真で見ることができます。
また川で遊ぼうね〜
August 17 | Comments(3) | TrackBacks(0)

昨日は「川の学校」同窓会終了後、もじゃもじゃに伸びたヒゲを剃りに吉野川温泉へ。
さっぱりとした顔になって、これで5才(?)は若返ったかな。たぶん。
温泉で汗を流した後は、再び鮎喰川へ移動し、河原泊。
同じ場所でキャンプをしていた「自然スクール・トエック(TOEC)」のスタッフに誘われ、夜はキャンプに参加していた子どもたちとミニ宴会。
朝。強い日差し。
トエックに朝食をもらい、子どもたちと一緒に食べる。
顔を洗うよりも先に川へ飛び込み、元気いっぱいの子どもたち。
朝食を食べるときも、再び着る時間がもったいないからと、ほとんどの子どもたちがライフジャケットを着たまま食事しているのがおかしい。
午前中は、ぼくも釣りグループに参加。
岸辺にはえていた竹が竿で、針と小さな鉛玉がひとつだけのすごく簡単な仕掛け。
餌はミミズ。
でも、こんな単純な仕掛けでも、魚は釣れちゃう。
釣りは単純なほど面白い。
高価な道具を揃えなくても、川を楽しむ方法はいっぱいあるんだよね。
August 18 | Comments(0) | TrackBacks(0)

昨日の昼過ぎに鮎喰川を発ち、夕方前に日和佐川へ到着。
早速、おにぎりの米粒を餌にして十数匹のカワムツを手に入れ、ウナギを釣るための準備を行った。
先月、同じ場所で丸坊主だったので、そのリベンジに燃えていたのだ。
暗くなる前に7本の置針仕掛けを川へ放り込み、夜は最近泊まることが多い「道の駅・日和佐」で就寝。
5時前に河原へ移動し、仕掛けを引き上げてみると…30cmくらいの可愛いウナギが一匹だけ釣れていた。
うーん。
釣れたのは嬉しいけれど、ウナギが小さすぎて少し複雑な心境。
さあ、これから何処へいこうかな。
August 19 | Comments(2) | TrackBacks(0)

国道55号線を西へ走り、安田川へ
いつものように室戸岬をぐるりとまわる途中、気になる川をのぞいていった。
日和佐川や海部川をはじめ、通り過ぎる河川が、ことごとくか細い流れになっていて心配になる。
流れが断たれ、川底が干上がっている河川も珍しくはなかった。
降雨不足から来る現象なのか、山や森林に根本的な問題があるのかはわからないけれど、大丈夫なのだろうか。
午後10時。安田川に到着。
川沿いの食堂に入ると「鮎を買い取ります」と書かれた張り紙を発見。
おばちゃんに値段を尋ねると、15cm以下は150円、15〜25cmは200円、25〜30cmは300円、それ以上は400円とのことだった。
ちなみに上記サイズは口先から尾びれの付け根までで、尾びれは除外。
買い取った鮎は、店で使用するという。
おばちゃんたちと「買い取り」の会話をしたら、なんだか無性に“買い取ってもらいたく”なってしまった。
なので、安田川で鮎を釣るつもりはなかったけれど、漁協組合が発行する「日釣り券」の3000円を支払って、鮎の「玉シャクリ」を行うことにした。
25cmを超える鮎を10匹釣れば、タダで遊べるのだ。
さらにもっと釣れば、これから先の旅で豪遊できるかもしれない。などとバラ色の世界をイメージしながら、川のなかへ。
結果は、惨敗。
4時間ほど冷たい流れに身体をさらし続けて、引っ掛けられたのはたったの4匹のみ。
一番大きな鮎でも25cm以下という有様で、最小サイズはまるでイワシみたい。
途中で出会った地元の釣り師は「今年は鮎がすごく少ない」と嘆いていたけれど…川に鮎がいないことはない。
ぼくの腕があとほんの少し上達していたら、倍は穫れていたと思うので、たんにぼくの技術不足。
でも、まあ、けっこう楽しめたかも。
川から上がり、冷えた身体を馬路温泉で温める。
ヒグラシの鳴き声。柚子の香り。
さて、次は何処へいこうか。
August 19 | Comments(0) | TrackBacks(0)

安田川から四国の某川へ。
元気な川ガキたちと再会し、清冽な流れに身体を浸す。
川で出会った高校生に安田川で釣った鮎を焼いて振る舞い、一緒に遊ぶ。
August 20 | Comments(0) | TrackBacks(0)

今日もまた四国の某川に滞在。
午前中。顔なじみになったおじさんたちと川を眺め、川の話をした。
その話の輪に、通りかかった地元のおじさんが次々と加わり、鮎やこの川について、アレやコレやと盛り上がる。
自分もそんな場にいることがたまらなく面白く、嬉しい。
昼過ぎ。これまた顔なじみとなった川ガキたちと一緒に泳ぎ、汗を流した。
子どもたちは身体全体で楽しさを表現し、そんな子どもの純真な笑顔に誘われ、ぼくも一緒に声をたてて笑った。
夕方。すっかり仲良くなった高校生たちと川の上流へ出かける
日が暮れ、身体の震えが止まらなくなるまで、鮎を追いかけまわした。
という一日だった。
August 21 | Comments(0) | TrackBacks(0)

昨夜遅く高知県土佐町へと移動し、「川の学校」スタッフと合流。
午前中、下見を兼ねて清流で知られる汗見川をカヤックで下った。
全体的に水量が乏しく、瀬に入るたびにカヤックの底がゴリゴリと音を立てた。
でも、これはとくに問題なし。
下り始めて、最大の問題というか困難に直面。
50匹を超えるアブの大群にまとわりつかれてしまったのだ。
これはもう拷問というか、苦行そのもの。
のんびりと風景を楽しむ余裕はこれっぽっちもなく、パドルで水面をかくよりも、身体に張り付いたアブを叩きつぶすことのほうが多いぐらいだった。
おかげで足はボコボコとなり、額にもポッカリとお山が出現。
いやはや、大変な目にあった。
August 22 | Comments(0) | TrackBacks(0)

昼過ぎ、高知県土佐町を流れる地蔵寺川のキャンプ地に、「川の学校」の子どもたちが到着。
1ヶ月ぶりの再会。
徳島駅から3時間近くバスに揺られ、ちょっとお疲れぎみの子どもたち。
それでも川を前にすると、次から次へと笑顔が溢れ出てくるのが嬉しい。
さあ、今月も楽しい3日間がはじまった。
August 22 | Comments(0) | TrackBacks(0)

夜半になってから、時折強い雨が降った。
星空は厚い雲に阻まれ、見えそうになかった。
それでも、子どもたちは楽しそう。
ランタンの灯りの中、子どもの話に耳を傾ける。
早々と眠りにつく子もいれば、夜更かし覚悟で話に盛り上がる子も少なくはなかった。
午前0時40分。
後髪を思いっきり引かれる思いで、一足早く帰路へついた。
August 23 | Comments(0) | TrackBacks(0)

強い雨が降る中、瀬戸大橋を渡り、午前8時半に太陽の塔前を通過。
パーキングエリアに幾度となく立ち寄っては、仮眠とはいえない深い眠りをとった。
まる1日かけて、夜でも明るい東京へ帰着。
August 23 | Comments(0) | TrackBacks(0)

雨に煙る北上川を渡り、霞む田んぼの広さに目を奪われた。
ぼくを乗せた「はやて9号」は、盛岡駅で「こまち」を切り離し、時刻通りに八戸到着。
August 24 | Comments(0) | TrackBacks(0)

国道に設けれた温度計は、16度を表示。
けっこう寒いけれど、奥入瀬渓谷の水と森に癒された。
August 24 | Comments(4) | TrackBacks(0)

青空を映す湖もいいけれど、雨に煙る静かな湖面も悪くないな。
August 25 | Comments(0) | TrackBacks(0)

十和田湖畔で、ヒメマス漁をする老人と出会った。
老人は季節に応じて、ヒメマスやコイ、ワカサギをこの湖からいただいているという。
14歳から湖漁師となり、79歳となった現在も現役。
ヒメマス漁は幅50メートル高さ4メートルほどの刺網を使い、使用できる刺網はひとりひとつ。
そのときどきの水温や気温に応じて、刺網を仕掛ける場所や深さを判断するという。
河川と違って、広い湖で使用する刺網は長さが50メートルあっても、獲物を針で刺すようなもの。
そのため経験がなによりも重要で、「若い者には捕れない」という。
そう話す湖漁師の表情は、誰にも負けないという自信に満ちあふれていた。
August 25 | Comments(0) | TrackBacks(0)

水音を聞きながら、森を歩いた。
August 26 | Comments(0) | TrackBacks(0)

十和田市滞在最終日。
今年4月26日にオープンしたばかりの「十和田市現代美術館」へ出かけた。
美術館はいくつかの真っ白いキューブ状の建物からなり、桜と松並木が美しい官庁街通りに面していた。
正面入口には、韓国の作家であるチェ・ジョンファ氏による「Flower Horse」が展示。
この作品は高さが5.5メートルもあり、下から見上げるとかなりの迫力で、今にも駆け出しそうな雰囲気。
それでいて、鮮やかな花々に覆われているせいか、とてもハッピーな気分になる作品だった。
作品前の通りは、戦前に旧陸軍の軍馬補充部があったことから「駒街道」と呼ばれ、馬とは縁が深い土地といえるかもしれない。
だけど、軍馬よりも人を幸せにする馬が、この街には似合う。
すべての武器を花に。という言葉があるけれど、この作者も同じようなことを考えているのかな。
August 27 | Comments(0) | TrackBacks(0)

August 27 | Comments(0) | TrackBacks(0)

朝日新聞社・横浜総局の斎藤健一郎記者から、川ガキの記事が紙面に掲載されたと連絡があった。
注目していただけるのは、嬉しい限り。
今月23日に、まずぼくの地元の地方・神奈川面に掲載。
その2日後に、今回の写真展開催地である東京面に掲載。
それぞれの記事を読み比べると、文章とタイトルが少し変わっているのが面白い。
早速、記事を読んだ母親から電話があり、「悪いことで載ってなくて良かった」だって。
記事に出たおかげで、写真展とスライドトークへの反応がポツポツとあった。
取材していただいた斎藤さんには、感謝の言葉もないぐらい。
本当にありがとう。
朝日新聞・神奈川面に掲載された記事(2008年8月23日付)
August 28 | Comments(2) | TrackBacks(0)

August 29 | Comments(0) | TrackBacks(0)

時折、土砂降りと呼んでもおかしくないほどの雨が降る中、東京ミッドタウン内でのスライドトークにお越しいただいたすべての方々に感謝いたします。
本日はどうもありがとうございました。
写真展示は、いよいよ明日が最終日。
3週間って、あっという間ですね。
August 30 | Comments(0) | TrackBacks(0)

August 31 | Comments(0) | TrackBacks(0)
July 2008・September 2008
