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夕方。
晩飯の食材を購入するためにいつもの道を歩いた。
いつもの道のいつもの場所に何台もの自転車がいつものように停まっていた。
ガラスを覆うように張られたポスターの隙間から、今日もいつものように何人ものお年寄りたちの姿が見えた。
自然食品を謳った店舗が近所にオープンして一ヶ月が経った。
店舗名をネットで検索すると想像通りだった。
催眠商法に関する記述が相当数あったのだ。
野菜や調味料などの無料配布を誘い文句に顧客を集め、店舗内で行う説明会に継続参加させるムードをつくる。
そして最後に高額な健康食品や電化製品などを売りつけてくるというもの。
全国の消費者センターには被害を訴える声が集まっているというのに、いま現在もこのような詐欺に近い業種が営業できてしまうのは何故なんだろう。
納豆を買い込むぐらいは笑い話で済むけれど、なんでこうも疑うことを知らない人が多いのか。
いつもの道で考えた。

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地元青色申告会を通じて、本日早々と2006年の確定申告を済ませた。
姿勢をただし、自分に駄目出し。
利益の追求とは言わないにしても、このままで良いことはない。
果たして2007年は乗り切れるのだろうかと、少し不安になった。
“ちゃんと生きる”って難しいね。

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高枝切りハサミを使って、庭に植えられたイロハモミジの樹を剪定した。
約2時間ほど掛け、隣のアパートまで伸びてしまった枝を中心に刈り込んだ。
その量、90リットルのゴミ袋3個分。
剪定後の枝を“ゴミ”として処理しなければいけないことは、都会に暮らす不幸のひとつではないだろうか。
本当は乾燥させて焚火などの燃料に使いたいけれども、こんな住宅地のなかでの焚火は非常識。
わかってはいても、もったいないと思ってしまう。
そんな剪定作業中、高さ3メートルぐらいの枝にワインオープナーが刺さっているのに気が付いた。
なぜか先端にプラスチックが固定され、抜くことができないように加工されていた。
一応確かめてみたところ、完全に樹と同化してしまって動かなかった。
取り付けられてからだいぶ経つみたいだ。
誰がこんないたずらをしたのだろう。
もしかしたらいたずらではなく、何かの記念の印なのだろうか。
そしていったい何年前からここにあるのだろう。
錆びたワインオープナーひとつで、いろいろなことが想像できてしまう。

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あたたかな日差しに助けられ、作業を終えた。
太陽はすっかり西へ傾き、路地の隙間から庭を照らしていた。
キャンプ用の折り畳み椅子を庭へ持ち出し、缶ビールを一本飲んだ。
ぼんやりとまわりの様子を眺めていると、庭の片隅に植えたミントから新しい芽が出ているのに気付いた。
まだほんの小さな葉っぱなのに、ミント特有の香りがちゃんとした。
明日は立春。
近くのマンションから子どものかけ声が聞こえてきた。
鬼はそと〜、福はうち〜。
季節は確実に春へと向かっているんだな。

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なぜ命を投げてしまったのだろう。
なぜひとりで思い詰めてしまったのだろう。
千葉県松戸市で起きた事件のニュースに触れ、とてもやるせない気分になった。
ぼくも小学生のとき、同級生の女の子を集団でいじめたことがある。
いま考えるとそれはとても陰湿で、その子から自尊心を奪い、本人はもちろんのこと、彼女の両親までをも暗い世界に落としたと思っている。
なんて馬鹿なことをしてしまったんだと、いまでも思う。
当時のぼくは集団のなかにいることが自分を守る術だと本気で思っていた。
だから彼女を蔑視し、遊びの途中で彼女の自宅前を通りかかるたびに仲間と彼女を罵倒する雄叫びをあげたりしていた。
こんなくだらないこと辞めようぜ。
なんていう言葉は勇気がなくて言えなかったし、むしろ集団のなかにいることで安心した。ぼくは大丈夫だと。

でも、その後、ぼくもいじめの対象になった。
クラスメイトからボールを投げつけられ、なぶられ、からかわれ、ぼくが彼女にしたように自尊心を奪われた。
悲しくて泣きそうになるたびに、ぼくは自分自身を守るため道化となり、その場を誤摩化し、ピエロになるしかなかった。
世界は真っ黒で、希望という言葉は別の惑星で使われる、ぼくとは無縁の言葉だと思った。

それから、ぼくは自転車で旅をすることに夢中になった。
休日になるたびに自宅がある横浜から小田原や相模湖、ときには峠を登って箱根へ通った。
この旅で、世界は学校だけでないことをぼくは知った。
旅先で会う人は、ぼくという個人を裏表なく受け入れ、対等に扱ってくれた。
そんな旅を繰り返すことで失った自尊心を取り戻し、いじめられていることが苦痛でなくなった。
世界は広いんだ。
そのことに気付いたことで、ぼくは絶望から脱出し、真っ黒だった世界に再び色彩が戻ってきた。

その後、ぼくに対してのいじめは時間とともに自然消滅し、対象は別の生徒へと移っていた。
だけど、ぼくはもう集団に加わることはやめた。
勇気がなくて「やめろよ」と言えなかったのが情けないけれど、一緒になっていじめることだけはしないと心に決めたのだ。

悪いと思ったら、ちゃんと相手の目を見て心から謝ればいい。
謝ることはとても勇気がいることだけれど、それはかけがえないほど大切なものだと思う。
でも、ぼくのようにどうしようもないときは逃げたって、誤摩化しても構わない。
世界は広いんだ。
なんで身を投げたんだよ。
たった14年しか生きていないのに、自分勝手に命を捨てやがって。

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朝8時に起床。
昨夜、お酒を飲み過ぎてしまったことを反省。
二日酔いの身体で飯を炊き、おにぎりを握った。
デイパックに懐中電灯、メジャー、タオル、昼食用にポットに入れた暖かい麦茶とおにぎりを詰め込み、1月21日の日記で紹介した都内某所へ出かけた。
荷物の中身は遠足とそう変わらないけれども、なんだかいまひとつ気が重かった。

約半月ぶりに某所の鍵を開け、中へ入った。
まずは燃えるゴミとそうでないものを袋に分別し、2階の窓を覆っていたカーテンを取り外した。
外の光が部屋に注ぎ込み、それだけでもだいぶ気分的に明るくなり、おかげで少しやる気が出てきた。
マスクを装着し、2階の天袋から屋根裏をのぞき込んでみた。
うわ〜。やっぱり…。ひで〜。
想像を上回る結果に、しばらく呆然と屋根裏を眺めるしかなかった。
本来は真っ暗なはずの屋根裏に多くの明かりが差し込み、瓦の下に張っているルーフィングもボロボロ。
これでは雨漏りがするのも当然だ。
何枚かの写真を撮り、電気の配線や柱の具合をチェックし、屋根裏から退散した。
わかっていたこととはいえ、さてどうしたものか。
まず最優先に解決しなければいけない問題を知ったことは収穫だけど、ますます気が重くなった。
なるべく費用を掛けない。
そのことを考えると、できれば自分ですべてやるしかない。
でも、本当にやれるの?
という不安がさらに増した一日だった。

セルフ・リノベーション。
横文字で書くとなんだかかっこ良いイメージだけど、自分で何でもするのって、意外と大変で面倒くさいことなんだよな。
ふぅ〜。写真を見てても、ついため息が出ちゃうよ。

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February 05 | Comments(0) | TrackBacks(0)

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地面に落ちた桜の枝を拾うため、近所の公園へ出かけた。
ちょうど養護学校の下校時間と重なり、公園へ続く道に楽しそうな笑い声が響いていた。
中央に大きな運動場があるこの公園は、ぼくのお気に入りの場所のひとつ。
樹が多く、図書館もあり、ぼんやりとするにはいいところだと思っている。
さて、これも美味しいものを食べるため。
ずいぶん昔に買った一澤帆布のトートバック(妹へプレゼントしたものだけど、なんでぼくが持っているのだろう)に、腐っていない枝を見つけては放り込んでいった。
途中、視界にひっかかるものがあり、視線を地面から上へ向けると、おばあさんがゆらゆらと揺れていた。
自殺かと思ったのは大袈裟だけれど、ちょっとびっくり。
いまはああいう健康法が流行っているのだろうか。
まあ、いいか。
自宅へ戻り、ベーコン作りに取りかかった。
おこした炭を七輪に入れ、煙の様子を見ながら桜の枝を焼べていく。
今回は煙に約5時間ほど燻す予定でいた。
その最中、手持ち無沙汰だったので、新しいブログサイトを開設。
とりあえず作ってみたという感じで、まだ本格的に取りかかるかどうか決心していないけれども。
ブログタイトルは「なんちゃってセルフ・リノベーション」。
“なんちゃり”と命名したこのブログでは、昨日の日記で書いた都内某所について書いていこうと思っている。
ベーコンのように上手くいくといいけれど。

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February 06 | Comments(0) | TrackBacks(0)

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昼過ぎ、東京駅からのぞみに乗った。
席は2列シートの窓側。車両は禁煙席。
比較的空いていた車内は品川駅で半分以上埋まり、ぼくの隣には背広を着た男性が座った。
歳は60才くらいだろうか。
久しぶりに乗った新幹線の揺れ具合が心地よく、品川を出るとぼくはすぐに眠り込んでしまった。
片目を開けると霞のなかに富士山がぼんやりと浮かんでいた。
煙突越しに眺める富士山はお世辞にも綺麗とはいえず、霊峰の崇高さは微塵も感じられなかった。
ポケットからカメラを取り出し、数枚のシャッターを切った。
半分は儀式的に、もう半分は眠りから覚めた退屈を紛らわすために。
隣の男性が手のなかで弄んでいた携帯をぼくの頭上にかざし、車内に気が抜けるような電子音が響いた。
そしてぼくだけが聞こえる小さな声で、写ってねえなとつぶやいた。

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この気持ちの悪いセンスはいったいなんだろう。
京都だから竹を配置させておけばいい。と誰かが安易に考えた結果なのだろうか。

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February 07 | Comments(5) | TrackBacks(0)

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朝早く京都を立ち、ライターの多田実氏と琵琶湖をほぼ一周した。
滋賀県内で実施された多自然型を謳った河川工事の現場を見てまわったのだが、身体的な疲労よりも精神的にトホホな取材だった。
ぼくらはほんの数カ所を見て回ったに過ぎないけれど、現場は首を傾げざるえないものばかり。
筆頭は、上側の写真にある不思議な建造物。
これいったいなんだと思います?
この建造物は田んぼの脇を流れる用水路に股がっているんだけど、近くの看板によると「水上パーゴラ」という名前だそうだ。
名前から想像すると、水上の日陰棚といった感じだろうか。
で、看板の説明文には『魚のために日陰をつくるのと同時に、屋根に土を盛ることで、人気のない草原を好む野鳥の生息環境をつくりました』とあった。
しかしこの建造物が水路に日陰をつくるのは、方角からいってごく限られた時間のみではないか。
夏の12時ぐらいとか。
またこの屋根に“人気のない草原を好む”であろう鳥がやってくるとは思えない。
日陰をつくるぐらいならば用水路に板を渡すだけで十分で、費用も比べ物にならないくらい安上がりだ。
もしかしたらぼくが思い描く以上の深い意味があるのかもしれないけれど、ちょっと理解不能。

詳しくは3月10日発売の「BE-PAL・4月号」掲載の雑魚釣りニュースページをご覧ください。
いやはや…

以下は、2007年1月9日付けの産経新聞より
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自然生かした川づくり 9割が不自然

■国交省に危機感…「不適切例」作成し自治体に配布
魚巣を作っても砂で埋まり、無理に蛇行させた川があふれる…。国土交通省が進める自然を生かした川づくりをめぐり、国交省の専門家委員会が調査した河川の9割で趣旨に反した工事が行われていることが分かった。年に数千億円も費やす工事の大部分が不適切な工事だったことで、国交省は、異例の「不適切な工事例」をつくり、指針を全国の自治体などに配布、無駄な河川工事をなくすよう求めている。(三枝玄太郎)

国交省の多自然型川づくりは、河川が本来持つ生物の生育環境を生かし、美しい自然景観をつくりだす事業。平成2年から進められ、これまでに直轄、補助事業合わせて3万件近くが行われてきた。

平成14年度の場合、河川工事全体約5500カ所のうち約7割が多自然型川づくり事業として実施されている。国直轄、補助事業だけで河川事業費は平成14年度当初予算で約9800億円。約7000億円が多自然型川づくり事業と推測される。

本来、多自然型川づくり事業が想定していたのは、河原に草花が生い茂り、ビオトープ(生物の生息場所となるよう環境を整備した場所)がある川づくり。川が自然のまま流れ、コンクリート製の護岸は必要最小限にするはずだった。

しかし、国交省河川局の諮問機関「多自然型川づくりレビュー委員会」(委員長・山岸哲山階鳥類研究所所長)が、12年度から16年度に実施された河川の改良復旧事業や災害後の大規模改修事業など101河川を調べたところ、全体の7割でコンクリート護岸を使っていた。また9割では川幅が同じのまっすぐな川になっていた。

レビュー委員会が集めたひどい例では、もともと堤防が土でできて自然が豊かだったのに、コンクリート護岸で覆ってしまったケースや、無理に川を蛇行させた結果、少しの増水で川岸の土砂などが流されてしまったケースがあった。魚のすみやすい魚巣ブロックを設置したが川の土砂がたまり機能しない例などもあった。

失敗例のまとめは、お役所が公共事業のあり方を自己批判することで珍しいが、それだけ危機感が大きいともいえる。

例えば、なぜ土の堤防をコンクリート護岸で覆ってしまったのか。調べた結果、自然の素材に由来するなど、“自然に優しい”タイプの護岸を作ればコンクリートでも事足りると工事担当者が誤解していた。国交省河川局の担当者は「誤解の蔓延(まんえん)は予想以上」という。

自然を生かした川づくりには河川工学のほかに、生態学の知識も必要。こうした専門家は極めて少なかったのも誤った川づくりの原因とみて、国交省はアドバイザーを現地に派遣したり、河川技術者を対象に研修を実施することなどを検討している。

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東京に久しぶりの雨が降った。
待ち望んでいたといってもいいかもしれない。
昼間の予定を変更し、撮影機材を車へ積み込み、0時過ぎに自宅を出発した。
一般道を走り、約2時間半ほどで奥多摩へ到着。
雨はすっかり止んでいたけれど、空は厚い雲に覆われているようだった。
青梅線・鳩の巣駅裏側にある観光駐車場に駐車し、身体をキャビンへ移した。
数時間後の撮影に備え、強いお酒を少しだけ飲んだ後、寝袋にもぐりこんだ。
携帯アラームが鳴り、5時半に起床。
まだ夜の気配が残るなか、川を望む場所から何枚かの写真を撮った。
鳥がさえずりはじめ、川を覆っていた霧が空高くのぼっていった。
明るくなった山肌を眺めると、今年もまたいつもの季節がやってきたことを知る。
オレンジ色に染まりはじめた山々。
暖冬の影響なのか、例年よりも早い開花なのだろうか。

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路地を通り抜け、うしろを振りかえる。
切り貼りされたアスファルトのうえには、ぼくの影。
手をふり、手をふりかえされ、足下からのびた影はぐるぐるまわり、いまは路地にしがみつく。

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本日、議員会館で開催された「川を住民の手に」というタイトルのシンポジウムに参加した。
このシンポジウムは、河川問題(主にダム計画など)に関わる全国各地の団体からなる水源開発問題全国連絡会(水源連)と、休止状態だった超党派の国会議員による「公共事業をチェックする議員の会」がしばらくぶりに活動を再開し、開催されたもの。
シンポジウムに先立ち、現在深刻な問題となっている各河川整備基本方針等の策定手続きについて、いくつかの申し入れと抗議が国交省の河川局に対して行われた。
が、申し入れ要請の現場に現れたのはどの部署も課長補佐に過ぎず、そのためお互いが話し合える貴重な場にも関わらず、話が一方通行になってしまったのは聞いていて大変残念だった。
国交省はなにを恐れ、議論の場に参加しないのか。
市民とつくりあげた住民参加のモデルともなる淀川水系流域委員会を一方的に権限を乱用して休止し、吉野川では住民をいっさい議論の場へ参加させないなど、このところの国交省のやり方には怒りを覚えずにはいられない。
地元の住民を無視し、一部の御用学者と役人が川の未来を決めていいはずがない。

以下は、2007年2月15日付けの熊本日日新聞より
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河川行政の在り方を問うシンポジウムが十四日、東京・永田町の衆院第一議員会館であり、川辺川ダム建設に反対する住民団体の代表らが大型公共事業を推進する国の姿勢を批判した。
水源開発問題全国連絡会と野党国会議員らでつくる公共事業チェック議員の会主催。野党議員や住民団体のメンバーら約八十人が参加した。
「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」の中島康代表は、川辺川ダム建設を前提とする球磨川流域の治水方針策定をけん制。「国の検討小委は従来の計画の手直しだけで済ませようとしている。ほとんどの委員が現地を知らず、国交省の作った資料を読んで追認しているだけだ」と語った。
その上で、住民参加の重要性を強調。「今のやり方では住民は受け入れられない。住民討論集会で住民のダムに対する知識が深まった例もあり、今後は現地での住民を交えた議論ができるかがカギだ」とした。
同日は長期治水方針「河川整備基本方針」や河川整備計画の策定に関し、冬柴鉄三・国交相あてに(1)従来の基本高水流量(豪雨時ピーク流量)を踏襲しない(2)住民との意見交流会の場を持つなども要請した。

以下は、国交省への要請文
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2007年2月14日
国土交通大臣 冬柴鐵三 殿

河川行政の民主化を求める要請
【要請趣旨】
現在、河川整備基本方針及び河川整備計画の策定が進められています。
河川整備基本方針の策定においては、基本高水流量・計画高水流量は従前の工事実施基本計画で定めた値を科学的に検証することなく、ほとんど同じ値が踏襲されています。その結果、基本高水流量がきわめて過大であるため、それに対応する河川整備を実現することが困難となり、多摩川、利根川など、多くの水系では現実性が失われた基本方針になっています。また、球磨川の河川整備基本方針に関する検討小委員会では、従前の基本高水流量等を踏襲することで、治水対策を川辺川ダムに限定させることを狙った基本方針が策定されようとしています。しかし、それは川辺川ダムに大多数が反対している流域住民が受け入れられるものではありません。このように流域住民の意向と乖離した河川整備基本方針が策定されています。それは、いずれの小委員会においても、流域住民から提出された意見書が真摯に議論されないことに起因しています。
他方、河川整備計画の策定においては、1997年河川法改正の精神である「住民の意見反映」の実践を目指した淀川水系流域委員会が休止されてしまうことに象徴されるように、住民を排除した河川行政になってきています。肱川水系の河川整備計画策定では流域委員会から住民が締め出され、吉野川水系では,流域委員会は設置せず抜き打ちで複数回の意見聴取する方式をとり、さらに利根川水系でも流域委員会を設置することなく「住民の意見は公聴会で聴き置くにとどめる」という住民無視の姿勢が顕著になってきています。
このような住民を無視した、民主主義に反する河川整備計画の策定は、河川を住民の手の届かないところに追いやり、その結果として河川行政を住民と敵対するものにしてしまい、本来の治水対策をはじめとした河川行政を遅らせることになります。
よって、河川を流域住民の手に取り戻すため、以下の事項を要請します。

【要請事項】
一、 河川整備基本方針の策定について
1) 現実性がなく、実現不可能な基本方針を策定しないこと。
2)実質的に治水対策の選択範囲を限定するような基本方針を策定しないこと。
3)従前の工事実施基本計画の基本高水流量を踏襲するのではなく、森林の保水力の向上を評価し、科学的に妥当な基本高水流量を新たに設定すること。
4)検討小委員会において、住民から提出された意見書についての議論を真摯かつ丁寧に行うこと。
5)意見書提出者を検討小委員会に招致し、委員及び事務局との双方向の議論を保証すること。
6)意見書作成の際に必要な資料について、住民に提供すること。
7) 検討小委員会において、傍聴者に発言の機会を与えること。
8)検討小委員会は当該水系現地で開催すること。

二、 河川整備計画の策定について
1) 河川法16条の2第3項に関して、「河川の状況に詳しいもの」として流域住民を公募し、その公募委員を加えた流域委員会を設置すること。
2) 上記の委員会は完全公開とし、傍聴者に発言の機会を与えること。
3) 上記の委員会は、流域住民との意見交換会を持つこと。
4)同条第4項に関しては、単に意見を聴くおくだけの公聴会ではなく、住民と河川管理者が議論を行うことができる双方向性の公聴会とすること。
5)住民が意見書を作成する上で必要な資料を河川管理者が提供すること。

以上

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友人から借りた脚立を某所へ運ぶ途中、雨が降り出した。
昼間に見た天気予報では、関東西部の山間部では雪になるかもしれないとのことだった。
帰宅し、アメダスで奥多摩の大河内地点をチェックしてみると、昨夜よりも気温が上がっていた。
21時現在で、2.9度。
この暖かさだと雨が雪へと変わることはないだろうな。
でも期待感からもしかしたらと思ったりもするのだが、予報からも雪のマークが消えてしまった。
今季、もう雪は降らないのだろうか。
行こうかどうか、いまも悩みつつ。

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午前3時過ぎまでアメダスをチェックしていたけれど、やっぱり気温は零下にならなかった。
雪が降ることはあり得ないと諦め、奥多摩へ出かけるのは中止した。
少量のビールを飲み、布団に入った。
午前9時。屋根を打つ雨音で寝覚めた。
なんでこんな日に雨が降るんだよと、暖かい布団のなかで都庁前に集まった3万人の方々に同情した。
でも、天気ばかりはどうしようもない。
午後1時。薄日が窓に差し始め、雨が止んだことを知った。
雲の間にあった青空も徐々に広がっていき、外ヘ出ると水気を含んだ空気が心地よかった。
なんとなくランナーが羨ましく思った。

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徳島のNさんから電話があり、今後の取材について簡単な打ち合わせを行った。
その後、昨年5月に撮影した熊本・菊池川の写真ファイルを取り出し、構成について考えた。
箱庭のような菊池渓谷で撮影した一枚の写真が目にとまり、スキャナーでパソコンに読み込んだ。
雨があがった路地から、子どものはしゃぐ声が聞こえた。
自転車のベルが鳴り、買物に出かける親子が通り過ぎていった。
今年はどこでどのような風景を見るのだろう。
モニターに映る川の流れをぼんやりと眺めながら、そんなことを思った。

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今日は朝から現場へ出かけ、日没まで「なんちゃり」作業に没頭。
壁や天井を少しずつ壊していき、床に散らばったガラくずを集めては袋へ入れ、また壊す。
そんな作業の繰り返し。
壊すことよりも、いらなくなった建材を処理する作業にひと苦労する。
リノベーションというよりも、始まってから解体作業しかしていない。
少しモチベーションが下がってきたので、今度からiPodとスピーカーを持っていこうと思う。
解体作業はまだ終わりそうもない。

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所用で東京西部へ出かけたので、瑞穂に先月30日にオープンしたばかりのホームセンター「ジョイフル本田」へ寄った。
屋根をふき替えるにあたって、いくつかの材料を購入しようと思ったのだ。
旅先でその地方を代表するホームセンターを見つけると、虫が明かりに惹き付けられるように必ずと言ってもいいほど入店してきたけれど、茨城に本社のある「ジョイフル本田」はまだ入ったことがなかった。
で、店内に入った感想から書くと、すごいの一言。
もしかしたら今まで入ったことのあるホームセンターのなかでナンバーワンかもしれないと思ってしまうほど、十分過ぎる程の品揃えと専門性の高い店だった。
そして所用を忘れて5時間以上も店内をうろうろし、「なんちゃり」で使う建材や材料を5万円近く購入。
屋根材担当者の前職が屋根の葺き替え職人だったので、ここぞとばかりアレコレと質問し、屋根材をノウハウと共に購入できたのはラッキーだった。
自宅近くのホームセンターでは扱っていない石膏ボードや建材なども豊富にあることから、少し遠いけど通ってしまうかもしれない。

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おはよう。今日も空は晴れているよ。
昨夜は23時前に眠ったんだけど、3時半に目が覚めてしまったんだ。
ここ最近、いつもこんな感じで夜明け前に目が覚めてしまう。
目が覚めてもしばらくは布団のなかで寝ようとするんだけど、かえって頭が冴えてしまってコーヒーを飲みたくなるんだ。
だから仕方なく早起きをしてしまう。
台所の灯りをつけ、お湯を沸かし、コーヒーをいれる。
それを飲みながらネットで昨日のニュースを読んでいると、新聞配達のバイクが通り過ぎ、カラスが鳴き、徐々にあたりが明るくなっていくんだ。
そして今日の天気を確認するために2階へあがり、窓を開けて深呼吸。
さあ、そろそろ出掛けるとするかな。

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瓦と野地板を外した天井を見上げ、月を眺めた。

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January 2007March 2007