
夜、あまりの寒さに目覚める。
小便をするためテントの外へ出ると、満天の星空が広がっていた。
東京へ持って帰りたくなるほどの星空に、しばし見とれる。
さらに気温が下がる明け方対策のため、ダウンジャケットを枕元に用意し、アンダーシャツ上下を着込んだ。
ウィスキーを飲み、再び眠りにつく。
4:40、起床。
テントの内側にはびっしりと薄い氷が張り付き、ヘッドライトを当てるとキラキラと光っている。
簡易温度計を見ると、0度をわずかに下回っていた。
道理で冷えるはずだ。
水筒のなかも薄い氷が張っている。
冬と秋とがせめぎあっている感じだろうか。
お湯を沸かし、温かいたまごスープを飲み、リンゴをかじる。
荷物をまとめ、5:45にキャンプ場を出発。
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6:10、黒部ダム駅着。
朝焼けに染まる立山連邦。
藍色の空がしだいに明るくなりはじめ、風景に輪郭が戻ってくる。
雲ひとつない快晴。
ダム堰堤から下流を眺め、緑色に濁った黒部川を眺める。
駅で水を補充し、誰もいないホームを通り抜け、旧日電歩道入口へ向かった。
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旧日電歩道の入口は、ダム施設から林道をほんの少し歩いたところにある。
6:25、歩道へ。
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6:40、つづら折りの急峻な道を下り、黒部川の河原着。
180メートルほどの下降。
気温は零下のまま。
仮設橋が凍結していたので、慎重に渡った。
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少し歩いては立ち止まり、紅葉や黒部川を撮影しながらゆっくりと歩く。
7:45、内蔵助谷出合着。
簡易温度計は0度以下を指したままで、気温は大して上がらず。
道は川に沿って続き、変化に富んで飽きることがない。
時々、ザック上部を壁面にぶつけ、その度に肝をつぶす。
8:50、鳴沢小沢正面に到着し、小休止。
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9:30、新越沢合流点に到着。
山の陰から太陽が現れる。
あたたかい日差しに感謝。
まぶしい光に包まれ、紅葉の雰囲気が一変する。
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10:50、黒部別山谷出合着。
小休止中、遥か頭上を飛ぶエアプレーンが南東から北西へと横切っていった。
どこへ行くのだろう。
ちっぽけな自分を認識し、いとおしく思う。
山肌を縫う。というよりは、山肌を削りながら道は続く。
道幅30〜100cmぐらいか。
白竜峡にて白く泡立つ黒部川を眼下に眺め、その迫力にのまれそうになるのを堪える。
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14:40、東谷吊橋を渡り、左岸から右岸へ移動。
揺れる橋から黒部川を見下ろし、わずかに姿を現した黒四地下発電所を眺めた。
同発電所は発電施設をはじめ、電圧をかえる変電所など、すべての施設が地下に建造され、表からはすべてを伺い知ることはできない。
上流の黒部ダムで取水された水はトンネル導水路を通り、ここで発電機を回した後、黒部川へ放流される。
吊橋を渡り、仙人谷ダムまでは未舗装の発電関係道路を歩く。
途中、土嚢袋を手に持った工事関係者の若い男性とすれ違う。
道端に生えるキノコを採っているとのこと。
食べられるキノコを教えてもらう。
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15:05、仙人谷ダム着。
硫黄の匂いが漂い、対岸ではあちこちから蒸気が上がっている。
ダム本体の補修作業中なのだろうか、貯水はゼロ。
普段は見ることができないダム湖底が姿を現していた。
堰堤を渡り、再び左岸へ移動。
ダム施設の一部を通り、下流へ向かう。
ぼくにとっては“非日常”的な通路を緊張しながら進む。
施設内は湿度の高い暖かい空気が充満し、ライトの光が乱反射し、ぼんやりとしか見えない。
途中、高温の蒸気が吹き出す隧道を横切る。
あぁ、これが「高熱隧道」の舞台かぁ。と、感傷にふける。
Wikipediaで「仙人谷ダム」を検索すると「黒部川」の項がヒットし、そのなかの「黒部川第三発電所」で同ダムについての記述がある。
・
黒部川第三発電所-戦時体制下における電力需要を背景に、この発電所及び仙人谷ダムの建設に伴って行なわれたトンネル工事は、地底において高熱の岩盤を掘り進むという過酷なものとなった。劣悪な労働環境、地熱によるダイナマイトの自然発火、峡谷での転落事故、泡雪崩による宿舎の全壊などの被害もあって全工区で朝鮮人労働者を含む300人以上の犠牲者を出している。小説「高熱隧道」の舞台でもあり、映画「黒部の太陽」の伏線ともなっている。仙人谷ダムより取水。1940年11月22日発電開始。最大出力8万1000kW、使用水量33.6m³、有効落差278.3m。
・
しばらく隧道を眺めた後、今夜のキャンプ地である阿曽原温泉へ向かった。
仙人谷ダムで「旧日電歩道(16.6km)」は終点を迎え、これからは「水平歩道(13.6km)」となる。
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16:15、阿曽原温泉小屋へ到着。
仙人谷ダムを過ぎてから現れた登り坂に苦労する。
高度差で約140メートル登らなければならず、額から汗がしたたり落ちる。
阿曽原峠分岐点を過ぎた後、急坂を降りると温泉着。
野営料を払うために小屋へ声をかけると「今年の営業は昨日(10/30)で終わったので無料でいい」という。
300円の温泉入浴代もいらないといい、水道も使っていいと言われる。
ご好意に甘える。
「ロッジくろよん」で一緒だった男性はすでに到着し、テントを張り終えていた。
テントを広げていると、風呂上がりの男性が現れ、缶ビールをおごってもらう。
夕方、キャンプ地から徒歩5分ほどの距離にある露天風呂に浸かる。
混浴ではなく、男女時間交代制。
極楽。一日の疲れが消えていく心地よさ。
湯船の脇に隧道出入口があり、その隧道内で噴出している温泉が源泉。
う〜ん、これはまさしく「小説・高熱隧道」に登場する世界だ。
この温泉と比べ物にならない高熱に身体をさらし隧道を堀り続けた無名の人々に思いをよせる。
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7:00、起床。
8:15、テントを撤収し、出発。
昨日に引き続き、見事な快晴。
昨夜22時頃、何事かと思わせるには十分なサイレンの音が上流から聞こえ、目が覚めた。
サイレン前のアナウンスは聞き取れなかったが、サイレンはダム放流の合図とは知っていた。
が、キャンプ地が川からだいぶ離れているとはいえ、気持ちいいものではない。
黒部川は開発されつくされた「ダムの川」なのだと、再認識。
断崖が続く荒々しいまでの渓谷を見てきたせいか、そのことを忘れそうになる。
23:30、すっかり目が覚めてしまったので、温かいミルクティーにウィスキーを入れて飲んだ。
満天の星空といくつかの流星を見る。
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10:10、紅葉を眺めながら心地よい道を歩き、梶尾谷着。
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11:30、断崖が続く「大太鼓」を抜ける。
川までは高度差でおよそ300メートル。
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「水平歩道」と名付けられた意味に納得。
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ゴール地点である黒三発電所が、谷の前方に見え始める。
近いようでいて、もう少し歩かなければいけない距離。
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11:50、志合谷沢着。
沢を横断するには、雪崩や落石の危険を避けるために掘られたトンネルを使う。
トンネルはおよそ150メートルで、幅は1.3メートルほど。
なかは真っ黒のため、ヘッドライトを取り出し、足下の流水に気をつけながら足を運ぶ。
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12:50、蜆谷着。
午後になり、しだいに雲が広がってくる。
来た道を振り返ると、雪に覆われた鹿島槍ヶ岳が姿を現していた。
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13:30、欅平上部に到着。
黒部峡谷鉄道の欅平駅までは、残すところわずか。
急坂を下ればゴールだ。
と安心したものの、この先の登山道にて、やっかいな出来事に遭遇。
日当りの良い登山道を歩いていると、道の中央に腰をおろしてくつろぐサルを発見。
近寄れば逃げるかなと思い、距離を縮めたものの逃げる気配はなし。
それどころか怖い顔で威嚇されてしまう始末。
仲間らしきサルもやってきては、そこらじゅうで牙を剥き始め、とても友好的な雰囲気ではない。
その距離3メートル。
一応戦う準備はしておこうと、ザック脇から三脚を抜き取り「近寄るんじゃねーよ」と振りまわしてみたが、油に火を注ぐ結果になってしまい、相手を余計怒らせてしまったみたいだった。
ゴリラの物真似も気に入らなかったみたいで、ボスサルも登場。さすがに迫力がある。
集めた小石をぶつけようか、はたまたビスケットを薮に放り投げようか、と考えてみたものの妙案浮かばずに睨みあうこと15分。
発車時刻は刻々と近づき、困り果てて最終的に下した判断は「この場は自分がひこう」という情けないもの。
しかし道は一本で、引き返すことは無理。
結局、やつらのテリトリーを迂回することを選択し、エラい大変な思いをして薮を漕ぐ。
14:25、欅平駅着。
14:37発の黒部峡谷鉄道に乗り込み、宇奈月へ。
夜、富山空港発の飛行機を使い、帰宅。
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旅の終わりに。
欅平からトロッコ列車に揺られて宇奈月へ向かう途中、出し平ダムや最近造られた宇奈月ダムを目にし、眼下に流れる黒部川について考えた。
紅葉シーズンだからなのだろうか、トロッコ列車は横4列の座席がすべて埋まるほどの満席状態。
トンネルを抜け、列車が黒部川に沿って走るたびに、あちこちから「綺麗ねー」と歓声のような声があがっていた。
紅葉が綺麗。だと思っての歓声だと信じたい。
けっして目の前の川は綺麗じゃない。
川は最後まで泥を含んだ緑色で、ほんとうの綺麗な川はこんなんじゃないんだ。
多くの犠牲、多大な労力の末に、次々とダムが建造され続けた黒部川。
この川は100年後、いったいどうなっているのだろうか。
November 02 | Comments(0) | TrackBacks(0)

November 03 | Comments(0) | TrackBacks(0)

5年に一度開催される全日本ホルスタイン共進会を見に出掛けた。
今年の開催地は栃木県下都賀郡壬生町。
ホルスタイン共進会とは、乳牛の1種であるホルスタイン種を骨格や肢体のスタイルなどで優劣をつける品評会。
乳牛としての特質(高品質な乳をつくり、量を多く出すなど理想のスタイル)に近い牛ほど、上位に選ばれる。
子牛を産み、ホルスタインの仕事でも言うべき乳を出すようになった牛は、乳房の状態が最も重要な審査基準にもなる。
各都道府県での予選会を勝ち上がってきた乳牛303頭が、年齢別に12部にわかれて審査に挑んだ。
知り合いの酪農家が何人も出品していたので、牛舎に挨拶へ出掛け、健闘を祈った。
November 04 | Comments(0) | TrackBacks(0)

November 05 | Comments(0) | TrackBacks(0)

11月1日をもって完全に独立し、これからは100%フリーの生活。
そのため休めるときにきっちり休息しておこうと考え、今日は休日と決め、身体を休ませる。
収入の不安がないことはないが、今はものすごくワクワクしている。
すべての時間を自分が納得したことに使える自由を手にしたのだ。
こんなに楽しいことはないのではないか。
時々、「カメラマンになりたい」というメールや便りをもらうことがある。
その度に「ひとそれぞれやりたいことをすればいい」と答えている。
現実はどうであれ、カメラマンなんて名刺をひとつ作れば名乗ることが出来る生業なんだからと。
ただ、始めたばかりのカメラマンによく有りがちなのだが、自ら「貧乏カメラマン」と自身を自嘲し言ってしまうことはどうかなと思う。
実際その通りで「貧乏」かもしれないけれど、聞かれてもいないのに正直に言ってしまうのはどうかなと思うのだ。
貧乏=仕事がなく収入がない
仕事がなく収入がない=技術がなく写真が下手だから受注がない
と、普通は考えないだろうか。
自分から下手だと公言しているカメラマンに、デザイナーや編集者は大事な仕事を頼むだろうか。
カメラマンには、時としてハッタリが必要だよ。
幸運を祈る!
自分自身にも!
November 06 | Comments(2) | TrackBacks(0)

夕方、久しぶりに秋葉原へ出掛けた。
キャンピングカーへ取り付けたいと考えていた「LED」と「ソーラー換気扇」がお目当て。
が、欲しかった換気扇はみつからず、電気コードを購入したぐらいで、ほとんど街をぶらつくことなく帰宅。
帰宅し、ネットでニュースを見ていると、こんなニュースをみつけた。
共同通信が伝えたもので、見出しは『大地震、異常気象、強盗 現代人の「恐れるもの」』。
・
かつて怖いものの代表と言えば「地震、雷、火事、おやじ」だったが、現代人にとっては「大地震、異常気象、強盗」−。東急エージェンシー(東京)が暮らしの中で感じる「恐れるもの」をアンケートしたところ、こんな結果が7日まとまった。
それによると、恐れるもののトップは「大きな地震」で90.4%(複数回答)。地震列島に住む日本人の心情に今昔の違いはないようだ。2位は「台風や大雨、渇水などの異常気象」(58.4%)、3位は「泥棒や強盗などの侵入者」(52.3%)。4位以下は、世相を反映して「個人情報流出による不正使用や詐欺」「火災、不審火など」と続いた。「食品の安全性」は8位、「会社倒産や賃金低下」は11位。
共同通信-2005年11月7日
・
世相を反映したもので、なるほどと思う。
強盗はともかく、地震や異常気象の発生を防ぐ術をぼくらは知らない。
発生を予知することも難しいとされている。
だから昔から恐れるものの代表格なのだろう。
しかしこれらはどうすることもできない自然現象のひとつ。
だとしたら、恐れおののくよりも「仕方がない」と腹をくくらないといけないのかもしれない。
大地震・異常気象ともに、できれば遭遇はしたくないけれど…
でも、もっと怖いものがあるというのに、なぜトップにならないのだろうか。
「知らないから怖いかどうかもわからない」と言えるかもしれないが、「多くが知らない」という事実にぼくは怖さを感じるのだ。
ぜひ、下記のリンク先をご一読ください。
原発がどんなものか知ってほしい
地震や豪雨、津波などは発生こそ防げないものの、その被害を最小に抑える方策はいくらでもあるのではないか。
「想定外のことが起こったので」という言い訳は、もう聞きたくはない。
November 07 | Comments(0) | TrackBacks(0)

ちぎれ雲
りんご園のりんごの木にのぼる
ちぎれた雲の行方を見詰めていた
あの朝父から中学受験の勉強をやめろと言われた
父はその理由を幾ら聞いても言わなかった
悔しさの果ての雲の行方を見詰めていた
らい園の綿打ち工場の屋根に寝転んで
青空のちぎれ雲を見詰めていた
昭和二十年八月十五日正午
終戦を告げる天皇陛下の放送を聴いたばかり
明日が見えない
明日が見えないままにちぎれ雲の果てを見詰めていた
病室の夜の布団の中で
見えない網膜を流れる
ちぎれ雲の果てを見詰めている
ちぎれ雲の果てに明日があった
ちぎれ雲の果てに明日の俺の詩があった
桜井哲夫詩集「タイの蝶々」より
November 08 | Comments(0) | TrackBacks(0)

November 09 | Comments(0) | TrackBacks(0)

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November 11 | Comments(0) | TrackBacks(0)

3:00、海老名SAに到着。
かなり眠くなり、荷台に積んだキャンピングキャビンに身体を移し、休憩。
が、仮眠のつもりがすっかり熟睡し、6時間も眠ってしまう。
9:00、朝食をとり、出発。
雪化粧の富士山が正面に現れ、「まだこんなところにいるのか」と唖然とする。
でも、仕方ない。ほとんど走ってないんだし。
November 11 | Comments(0) | TrackBacks(0)

13:30、名古屋着。東名から名神へ。
上り坂のパワー不足を別にすれば、渋滞もなく、快適にクルマを走らせる。
14:50、養老SAにて、二度目の給油。
給油量は51L。リッターあたり5.6KMぐらいの燃費か。
少々運転に飽きはじめ、ウンザリする。
16:30、太陽の塔を見る。これより中国道へ。
November 11 | Comments(0) | TrackBacks(0)

18:15、中国道・勝央SAにて三度目の給油。
46.7L。天候は雨。
ここでいったん休憩。キャビンに身を移し、仮眠。
20:00、晩飯を食べた後、出発。
November 11 | Comments(0) | TrackBacks(0)

November 12 | Comments(0) | TrackBacks(0)

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夜。明るくなってから関門海峡を渡ろうと思い、下関の壇ノ浦PAへクルマを停める。
缶ビールのプルトップに手をかけ、読みかけの小説をひらく。
9:30、にぎやかな声で目覚める。
秋晴れのなか、PAに立ち寄ったたくさんの人たちが海峡を眺めていた。
家族連れが仲良く記念写真を撮っているのを眺め、幸せな気持ちになる。
いつの時代でも、子どもは変わらないなぁ。
ぼくや弟もその時代のヒーローのポーズをしたっけな。
November 12 | Comments(0) | TrackBacks(0)

November 12 | Comments(0) | TrackBacks(0)

November 12 | Comments(0) | TrackBacks(0)

えびなICを降り、川内川下流に沿ってクルマを走らせた。
川沿いの温泉情報を仕入れるため、最初に現れた京町温泉の細い路地へ入る。
観光案内所があればと思って向かった駅は無人駅で、それらしき施設は見当たらない。
で、国道に戻ろうとしたときに、一時不停止で切符を切られた。
再生されたビデオを見たら、まあ停まってないけどさぁ。
減速し、安全確認は行ったけれど、停まってなかったらやはり駄目なんだよねぇ。
“待ち伏せ”って、その場所にいれば高確率で違反を犯す者を取り締まれるからだと思うんだけど、高確率にならざる理由を改善せずに放置しておくのもどうかと思う。
November 12 | Comments(0) | TrackBacks(0)

昨夜は湯ノ尾温泉近くにクルマを停め、キャンピングキャビン泊。
日没前に起きだし、少しずつ明るくなっていく川内川を撮影する。
川沿いにクルマを走らせ、夕方に河口へ辿り着く。
見かけた看板に興味を覚え、九州電力の川内原子力発電所の展示館へ向かう。
展示館駐車場には何台もの観光バスの姿があり、施設はだいぶにぎわっていた。
ぼくもツアー客に混じり、職員の説明を聞いてみた。
職員某はなんともソフトな語り口で時折冗談を交え、原発や放射能について説明していた。
御影石の墓石等々、自然界にも放射能を出すものがあるんですよ。
ほら、これからは温暖化防止ですから、クリーンなエネルギーが必要なんです。
という内容を笑顔でほのぼのと聞くツアー客。
カラフルにペイントされた原子炉は、まるで貯水槽のよう。
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川内川中流の地元物産店にて、炭火であぶられカラカラに乾燥したモクズガニを買った。
雄と雌が半分ずつ串に刺され、4匹1000円也。
高いなぁ。というのが正直な感想。サイズも小さいし。
でも、まあいいか。ものすごい旨いダシがとれるのだから。
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November 15 | Comments(0) | TrackBacks(0)

昨日からクルマに不具合が発生し、一日明けると状況がますます悪くなっていた。
上り坂になると半分の確率でパワーがなくなり、最悪の場合はエンジンが止まりそうになるのだ。
そのたびにクラッチを微妙に操作し、昨日まではなんとか誤摩化すことができた。
が、放っておいても状況が良くなる見込みはなく、このままではレッカー車の世話になる日が近いと判断。
騙しだまし鹿児島市内までクルマを走らせ、日産ディーラーへクルマを持ち込んだのだ。
当初はプラグやプラグケーブルなどの燃焼電気系がおかしいと思っていたけれど、詳しく見てもらうと燃料タンクとキャブレターの間にある「燃料フィルター」が問題だという結論に。
今夜はそのパーツ取り寄せのため、クルマをディーラーへ預けてホテル泊。
ひさしぶりのLAN接続とベット睡眠は嬉しいけれど、こんな状況はまったく喜べない。
足止めと同じことだもんなぁ。
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川内川滞在の最終日。
夕方、霧島の中腹にある「霧島アートの森」へ。
開催中の「コレクション展part II」のなかにジェームズ・タレル氏の作品があったのは、予想をしていなかっただけに嬉しさ倍増だった。展示室の隅に設けられた「NHK-lite」と名付けられた作品をしばらく鑑賞。
駆け足で作品を見てまわった後、夕日に染まる栗野町を高台から撮影。
日没後、鹿児島から宮崎へ、宮崎から熊本へと県境を越え、川辺川に移動した。
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相良村に到着後、「茶湯里(さゆり)」の温泉に浸かった。
露天風呂からまん丸い月を仰ぎ眺める贅沢。
風呂からあがり、ダウンジャケットを着込んで仕事開始。
月に照らされる川辺川を午前3時頃まで撮影する。
焚火のはぜる音に雌を呼ぶ雄鹿の鳴き声が響く。
ゆっくりと流れる川面に幻想的な月が浮かんだ夜。
川岸の竹林が風に揺れ、炎がほわっと明るくなった。
今日という一日が終わり、誰も知らない明日という未知がやってくる。
さて、どんな一日になるのだろうか。
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朝。川岸に停めたクルマのなかで目覚めた。
空は雲ひとつない快晴。
が、どんよりと濁った川辺川を前にし、気持ちが晴々とすることはなかった。
「ひどい」とは聞いていたけれど、これほどとは。
透明度の高さがこの川の魅力でもあったのに、なんという変わりようだろうか。
大量の土砂が川岸や川底に堆積し、以前見られた光景とは一変。
川沿いにクルマを走らせていると、ひとりの男性と出会った。
餌をつけた釣竿を淵にセットしていた彼は今年74歳。
「これから網を引き上げる」というので、一緒に舟へ乗せてもらい、その様子を撮影。
産卵を終えた雌の鮎が2匹とやせ細った雄の鮎が1匹、網にかかっていた。
いろいろな川の話をし、今夏は特に濁りがひどかったという川辺川のことを教えてもらう。
「今日はこれでも最近では一番水が綺麗」と話す彼は、どこか悲しそうだ。
ぼくも悲しいよ。
以下は「流域市民団体 砂防ダム撤去を国交省に要請」というタイトルで、先月22日の熊本日日新聞朝刊に掲載された記事。
--
川辺川の濁りの長期化をめぐり、国土交通省川辺川ダム砂防事務所(球磨郡相良村)と実施した共同調査を受け、流域の市民団体は二十一日、「原因は砂防ダム」として、あらためて上流の二つの砂防ダム撤去を求める国交相あての要請書を同事務所に提出した。
川辺川は九月上旬の台風14号以降、濁りが長期化。調査はその原因を探るため同事務所と市民団体が今月六日、八代市泉町の上流域で実施。原因は流域の山腹崩壊のためと主張する同事務所は「砂防ダムが原因でないことを確認した」とする調査結果をまとめた。
これに対し「下球磨・芦北川漁師組合」(小鶴隆一郎組合長)など四団体は「山腹崩壊は過去にもあったが、濁りの長期化は砂防ダムができてから」と反論。朴木(ほおのき)、樅木の両砂防ダムの撤去を求めた。
また、同台風による球磨川の増水で芦北郡芦北町漆口地区の実家が浸水被害に遭った緒方雅子さん(57)=八代市=が、ダムではなく宅地のかさ上げによる同地区一帯の治水対策を求める要請書を出した。
応対した里宏総務課長は「要請書は本省と九州地方整備局に伝える」と答えた。
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昼過ぎ。九州道へ乗り、帰宅の途につく
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夕焼けを浴び、九州から本州へ。
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何度もSAに立寄り、荷台に積んであるキャビンのベットで仮眠をとりつつ、クルマを東へ走らせた。
途中、富士川SAに車を停め、4キロほど歩いて富士川郵便局へ向かった。
一時不停止違反の入金が本日までと気付いたのだ。
掃除のおばさんに郵便局の場所を教えてもらい、SAの外に出る。
昨日から運転しっぱなしなので、散歩が面白い。
味わい深い寺の脇を通り、日本橋から37里目にあたる東海道の一里塚を見つけては散歩を楽しんだ。
過程を楽しむ余裕が大切で心地よいものだということに気付かされる。
夜中。10日ぶりに帰宅。
事故もなくホッとする。走行メーターを見ると58038km。
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自転車で都内を移動。
自宅のある北区から銀座の現像所へ向かい、夜は神楽坂へ。
いくつかの児童書出版社の編集者の方々と知り合い、お酒を飲む。
続きの話がもっと聞きたい。と思える宴だった。
これからの展開に期待しつつ、再びペダルを踏んで帰宅の途についた。
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今季初めて灯油を購入し、ストーブに火をいれた。
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この地域で暮らして8年になるにもかかわらず、今日はじめて近所の図書館へ出掛けた。
あらためて図書館の建物を前に「あー、ココがそうだったんだ」と複雑な感心。
書棚を見てまわり、数冊本を借りた。
図書館を出ると、頭上をヘリコプターが飛んでいた。
地上へ向かって何かのアナウンスを繰り返し流しているけれど、かなり聞き取りづらい。
しばらく注意して聞いていると、「こちら滝野川警察署」というフレーズが理解できた。
事件かもしれない。
そう思い、途切れとぎれに届くアナウンスを根気よく聞いてみた。
で、その内容がわかった途端ガックリ。
「みなさん、空巣被害に遭わないように気をつけましょう」だって。
ヘリコプターを飛ばすだけの意味があるのだろうか。
道路でも聞き取れないのだから、家のなかにいたらまったく聞こえないだろうし。
実際に空巣事件が増加しているのかもしれないが、その効果は甚だ疑問。
それとも「お前を見ているぞ」という具合に、これから仕事をしようとしている空巣犯の抑止効果があるのだろうか。
November 25 | Comments(0) | TrackBacks(0)

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November 30 | Comments(0) | TrackBacks(0)

明日から12月とは思えないほどの陽気。
都内某所で料理撮影。
先生にお手軽なチーズフォンデュの作り方を教えてもらった。
コンビニでも手に入るプロセスチーズで作ることができ、本物のチーズフォンデュに比べてあっさりしているのが特徴だ。
材料
牛乳:500cc
白ワイン:100cc
プロセスチーズ:200g
バター:大さじ3
薄力粉:大さじ3
にんにく:1かけ
作り方は、まず鍋にバターを溶かし、薄力粉を加えて弱火で焦がさないように炒める。
それに白ワインを入れ、とろみがついたら牛乳を400ccほど加える。
別の鍋に残りの牛乳100ccとプロセスチーズを入れ、レンジ等で温めてチーズを柔らかくし、チーズがだいぶ柔らかくなってきたら、さきほどの鍋にすべて投入。
皮をむいたにんにくを鍋にいれ、弱火で鍋を温めてチーズを完全に溶かす。
にんにくは、香りがついたら取り出す。
これで終わり。
そしてお好みの食材を串に刺し、あとはワインを飲みながら食べるだけ。
串に差すものは、フランスパンでもいいし、パンの耳でも美味しいと思う。
茹でたブロコッリーやニンジンなどの野菜のほか、ウインナーを用意してもいいし、意外に美味しいのがプチトマト。
これからの季節、自宅でパーティーなどをする際にはぴったりの料理ではないだろうか。
ぜひお試しあれ。
November 30 | Comments(0) | TrackBacks(0)
October 2005・December 2005
